。 お台場の「チチブ(ハゼ科)
今年から申請がグーグルになったので、少し戸惑ってコールセンターに電話して聞いた。 なれれば、この方式も悪くないって、来年もあるつもり? 申請しても100%受からない。そもそも、僕のやりたい、申請するような事案は、助成の対象ではないのだ。スクーバダイビングとは、ビジネスの範疇に入るものなのだ。 昨年の「潜水の歴史研究会をつくる」というのはちょっと見込みがありそうに思えたが、だめだった。今年のリサーチ・ダイビングは、ダイビングそのものの要素が強いからダメだ。ダメとわかっていてもやるのは、僕らの日本水中科学協会がこの助成金をいただいてスタートしたので、とにかく、毎年、申請をしようと思っていることと、この申請をすることで、なぜ、どうしてこのことをやるのか、それが社会のために何になるので、受益者がどのくらい居るのか、という視点で自分の活動をみることができて、頭の中の整理ができること、そして、その年に何を中心にかんがて活動していたかの記録になるからだ。学生時代の期末試験のようなものか。 と、半ば頭の体操のつもりもあって、助成金申請をする。終わってみれば、達成感はあるが、手をつける前は、例によってプレッシャーになっているのだが。これも期末試験的状況。 これまでの助成金申請のタイトルを書き出してみる。
2020 「リサーチ・ダイビングをスクーバダイビングのジャンルとして確立させる。」 これが今年で、ねらいは、来年出版予定の「リサーチ・ダイビング」をもしもこの企画がとおるようなことがあったら、その縮刷版の小冊子100pぐらいのものをつくって、全国の大学、研究機関におくりつけようということだ。 昨年 2019 「日本に潜水歴史研究会を設立する。」 これは、もしかしたらと思ったが、やはりだめ。 2018 「スクーバダイビングによるお台場海浜公園水中生態系定量、定性観察調査記録」 これは、助成がなくとも続けてやっていること、やってきたことだ。 2017 「潜水による放射性物質精査」 2016 お台場海浜公園におけるマハゼの産卵について 2015 「研究者のための新ダイビングシステムの試用実習」 プライマリーを手を変え品を変えてだしたけどダメ。 2014 「ハイブリッド潜水システムの研究」 80歳 80mダイビングを出したけど、当然だめ。 2012 「 研究者のためのダイビング実技講習」 プライマリーコース 2011 「東日本大震災にともなう瓦礫除去潜水作業」 2010年にプライマリーコース関連のシンポジウムに対して助成をうけていたのだから、その連続で、2012年の研究者を11年にやっていれば、通ったのだが、災害についてのボランティア活動として、自分でしかできないことで、なにか、社会の為になることをやろうと、大震災をテーマにしてしまった。 しかし、パラドックスになるが、この社会のためのテーマも団体で押し寄せるから、実績がないとダメ、ここでは、タイミングが悪かった。書くと長くなるから書かないが、このテーマはキヤノン財団にもだして、今一歩だった。無理な企画で、やれば失敗したと思う。 そして、これが通らなかったので、2017年の放射能調査の原型を理化学研究所と一緒に、2011年にやっていて、その延長線上で、テレビ番組もやったし、そのかかわりの潜水調査に、25日 明後日に出発する。人生も仕事も吉凶糾える縄の如しだ。このところ、大局的には吉、局部的には、凶が続いて、もがいている。
今年から申請がグーグルになったので、少し戸惑ってコールセンターに電話して聞いた。 なれれば、この方式も悪くないって、来年もあるつもり? 申請しても100%受からない。そもそも、僕のやりたい、申請するような事案は、助成の対象ではないのだ。スクーバダイビングとは、ビジネスの範疇に入るものなのだ。 昨年の「潜水の歴史研究会をつくる」というのはちょっと見込みがありそうに思えたが、だめだった。今年のリサーチ・ダイビングは、ダイビングそのものの要素が強いからダメだ。ダメとわかっていてもやるのは、僕らの日本水中科学協会がこの助成金をいただいてスタートしたので、とにかく、毎年、申請をしようと思っていることと、この申請をすることで、なぜ、どうしてこのことをやるのか、それが社会のために何になるので、受益者がどのくらい居るのか、という視点で自分の活動をみることができて、頭の中の整理ができること、そして、その年に何を中心にかんがて活動していたかの記録になるからだ。学生時代の期末試験のようなものか。 と、半ば頭の体操のつもりもあって、助成金申請をする。終わってみれば、達成感はあるが、手をつける前は、例によってプレッシャーになっているのだが。これも期末試験的状況。 これまでの助成金申請のタイトルを書き出してみる。
2020 「リサーチ・ダイビングをスクーバダイビングのジャンルとして確立させる。」 これが今年で、ねらいは、来年出版予定の「リサーチ・ダイビング」をもしもこの企画がとおるようなことがあったら、その縮刷版の小冊子100pぐらいのものをつくって、全国の大学、研究機関におくりつけようということだ。 昨年 2019 「日本に潜水歴史研究会を設立する。」 これは、もしかしたらと思ったが、やはりだめ。 2018 「スクーバダイビングによるお台場海浜公園水中生態系定量、定性観察調査記録」 これは、助成がなくとも続けてやっていること、やってきたことだ。 2017 「潜水による放射性物質精査」 2016 お台場海浜公園におけるマハゼの産卵について 2015 「研究者のための新ダイビングシステムの試用実習」 プライマリーを手を変え品を変えてだしたけどダメ。 2014 「ハイブリッド潜水システムの研究」 80歳 80mダイビングを出したけど、当然だめ。 2012 「 研究者のためのダイビング実技講習」 プライマリーコース 2011 「東日本大震災にともなう瓦礫除去潜水作業」 2010年にプライマリーコース関連のシンポジウムに対して助成をうけていたのだから、その連続で、2012年の研究者を11年にやっていれば、通ったのだが、災害についてのボランティア活動として、自分でしかできないことで、なにか、社会の為になることをやろうと、大震災をテーマにしてしまった。 しかし、パラドックスになるが、この社会のためのテーマも団体で押し寄せるから、実績がないとダメ、ここでは、タイミングが悪かった。書くと長くなるから書かないが、このテーマはキヤノン財団にもだして、今一歩だった。無理な企画で、やれば失敗したと思う。 そして、これが通らなかったので、2017年の放射能調査の原型を理化学研究所と一緒に、2011年にやっていて、その延長線上で、テレビ番組もやったし、そのかかわりの潜水調査に、25日 明後日に出発する。人生も仕事も吉凶糾える縄の如しだ。このところ、大局的には吉、局部的には、凶が続いて、もがいている。