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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0317 ダイビングの歴史 55 ブルーゾーン ロレックス杯 2

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            女子300mフリッパー 優勝益田、二位蜂谷

大会は、1969年 5月9日集合で、10日の土曜日、11日日曜日 二日にわたって行われた。 競技種目だが 
フリッパー競泳は 男子800m、女子300m
 スクーバを付けた潜水競泳は1000m
 そして水中射撃は、35m水平潜水していって、定められたラインの内側から、3m先の標的を打ち3回トライの合計得点を争う。
 水中重量挙げは海、海洋で行われて、水深8mの海底にウエイトベルトを置き、潜って引き上げて水面のボートに上げる。
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           2018年室内選手権大会
 ちなみに、現在2018年現在の室内選手権大会の種目を見てみよう
1. 50mフリッパー ジュニア6歳以上 一般 男子:女子
2. 100mフリッパー 一般男子女子
3. 400mフリッパー 一般男子女子
4. 200m潜泳
5. 100m バディブリージング
6. 100mレスキュー
7. 大学対抗200mリレー
8. 特別レース(高齢者) 今の、室内選手権は、6歳から80歳まで、生涯スポーツだ。
 50mフリッパー、100mフリッパー、400六リッパーの競泳競技、一般男子女子は、10歳以下のジュニア、高校生(文部科学大臣賞がでる)18歳から29歳の部、30-39,40-49,50-59,60歳以上 七つの年齢別セクションに分かれ、それぞれ優勝者が表彰される。1969年の大会は、各地で予選をやり上位入賞者を代表選手として送り出し、全国1を決める。ばりばりの競技スポーツで、賞品にロレックス時計がもらえる。ハードな競技大会だった。
 どちらが良いとか優劣の問題では無い。生涯スポーツと競技スポーツの違いだ。
そして、1969年、ダイバー全員若かった。
 それから、長い長い道のりで今日に至っている。
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 1000m潜泳 一日目に予選、二日目に決勝だ。
 優勝は甘草信二 関西の選手なので、親しくは知らない。
二位が東北の日高信一郎、三位が海洋公園にいた研究者の川瀬さん、4位が法政の谷内君だった。
優勝タイムは16分25秒 わかりやすいように浮子を曳いて泳ぐから、この
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浮きがずいぶん抵抗があった。浮きを着けないと、1000mの長丁場、だれがどこを泳いでいるのか潜水しているのかまるでわからない。今は水中テレビカメラで撮影して巨大スクリーンで映写している。
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 女子300mフリッパー競泳
 なぜ300mと半端になったのかわからない。
 優勝が 益田安規 益田一さんの娘だ。二位が中部の総帥、名古屋の蜂谷先生のお嬢さん 蜂谷由香里さん 三位が関西の南部未知先生、いまごろになって、えーっ 南部さんがそんなに速かったのと驚いたりしている。
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            左から山中 畑 中村
 男子800mフリッパー
 優勝は畑成明 通称は畑坊 二位が山中毅 三位が中村宏治だった。
 オリンピックの山中選手は悔しがり、後の大会で挑戦したが、また畑坊に勝てなかった。まあ、クロールとは全く別の競技だけれど。
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 水中射撃
 実は人気種目だった。50mプールで、水平に30m潜って、位置について3m先の標的を狙う。各選手3回のトライが出来て合計点数で勝敗を決める。中心に当たれば10点だ。世は、スピアフィッシングから徐々に水中競技、そして水中撮影に移行していく。この時点、水中ハンティングを中止して、競技会へと舵を切ったのだが、水中射撃競技が無ければ、収まりがつかなかった。
 優勝は九州の上山選手、全然知らない人だ。
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             左から鶴 中原 黒柳
 水中重量挙げ
この種目は、湯河原に現在住んでおられる歯医者の中原正博先生、僕の歯をほとんど抜いた先生だ。
 ゴムボートを海洋公園前、水深8mの位置に浮かべ、スキンダイビングで潜り、ウエイトを引き上げる。
 まず 20キロからはじめて、次第にウエイトを増やしていく、次々に脱落して行く過酷な勝負だ。中継があれば、迫力があっただろうが、岸からは何が起こっているのか全然わからない。
34キロは中原、そしてあの伝説のスキンダイバー鶴耀一郎が挙げた。
 そして35キロ、鶴は揚げられず中原先生の優勝。
中原選手の腕は紫色に腫れあがり細かくけいれんしていたとか。
 
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 水中ラリー
 後にUWN アンダーウオーターナビゲーション競技さらに今はロゲイニングと続く系譜の始まりだ、富戸の港がスタート地点で行われた。2018年3月17日(今日だ)行われているロゲイニング競技は同じ富戸で クラブハウスの新装、改装なった富戸漁協のダイビングサービスで行われる。
 やはり、一つの歴史だ。



 記念写真的な写真もブルーゾーンはたくさん載せてくれた。
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             益田 館石 大崎
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             友竹   後藤
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              石黒

 しかし、僕たちにはこれで良いとして、これでは書店では売れないだろう。
 3号で消滅して当然だったのかもしれない。
 そして、前にも書いたが、僕たちがこれを支えていく余裕などなかった。

 そして、50年の月日がながれた。ぼくは50年、実行委員長をやってきた。これから先の50年次の誰かが、続けてくれるだろうか。



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