ダイビングフェスティバル 2月1日、2月2日、二日連続して行った。2日は北海道から日本水中科学協会の亜寒帯研究所を作る工藤さんが来られ、1日は特に何もなかったが、自分に特別のこともないし、たぶんゆっくりお話ができるだろうと出かけて、二日連続になった。
1日は表に座り心地の良さそうな椅子が並べてあったのだが、2日は、一般入場の日なので、多数のエントランスになることを予想したのだろう、椅子が取り払われて無い。座るところがないので、立ちっぱなし、で疲れた。
疲れたけれど、お話ししたい人とは、前記のような事情なので、すべて立ち話なのだが、お目にかかれて、お話しできた。お話しできなかった人も居るが、仕方ない。
総評をすれば、「去年までのビズショウを少し大きくして、ダイビング・フェスティバルという名前を復活させた。」につきる。ダイビング業界の景気の消長、規模、傾向に、直接左右されるわけだから、ご苦労さま、ありがとうという他は無いのだが、その視点からみて、納得する規模とレベルだ。海外のこういうショウに行ったことがないので、比較のしようが無いのだが、シンガポールとか、上海に比べて、どうなのかなあ、と思っている。
自分の規模から考えれば、これでちょうど良い、満足なのだが、84歳に満足されても、どうなんだろう。昔のダイフェスティバルと比べて見る人も居ると思うけれど、とにかく復活したことを評価しなくては。※ ここまでは、2日に書いた感想。
個人レベルで、お目にかかった方々の全内容は、あまりにも多いからここに書き並べるのは、不可能だが、ポイントだけ、
入り口のすぐが、日本アクアラング、やはりダイビング機材のメーカー、販売としては、ナンバーワンなのだろうと思う。僕の担当だった石引君は、沖縄の営業所担当になり、現地で結婚もして、沖縄に永住するらしい。めでたいことだ。僕の担当と言っても、最近では、一番安いダイブコンピューターを一個買っただけ。そのダイブコンピューターについて、安くて丈夫で必要機能を満たしている。が、操作が面倒で、なれない初心者には使いにくいだろう。これで、簡略化して使いやすくなれば良いのだけれど。
その石引君がいる、沖縄の宜野湾で、車で5分のところに、フリーダイバーの日本チャンピオン、篠宮君のアプネアワークスがあり、日本アクアのカタログに、扱っているオマールを載せて居るので、ブースがあり、昨日だがお話をすることができた。
同じ、日アクのブースに、ロゴシーズがあり、カシオの、鈴木さんともお話しできた。ロゴシーズの優れているところは録音機能であり、この部分を磨くことで、世界有数というよりも唯一の水中通話装置になるのだろう。もう、なっているのかもしれない。各国の海軍がどのように採用しているのかな、とおもったり。鈴木さんは、機能の向上をいろいろ目指しているというが、私見では、安くすることも大事なのではないかと考える。僕の使うカメラが7000円なのだから、6000円ぐらいでこの通話機が買えるようになれば、ダイビングが一変するだろう。ダイバー全員がこれを着ける。とすると、改善点が多数あるのだが。
高機能化と普及版、二方向を目指すと良い。 そのとなりの、サンファン(タンク)は、僕のドライスーツのスポンサーだ。ハイブリッド・スキンは、暖かさ、伸縮性については、まったく文句はなく、保温性については、特別のインナーではなくて、1700円のラパサの長袖、長パンツで、水温9,5℃で、1時間、84歳が、それほど寒く無かった。また、ファスナーの締め不全の間違いで、ジャブジャブに水没して、舟の上で寒風に吹かれても、ウエットスーツよりも暖かかった。
ただ、僕が着た姿で、足の部分の太さが少し余るようで、写真写りが、カタログのようにはスマートではないのが気がかり。しかし、僕の場合、少し緩い方が、一人で楽に脱げる。ピッチリだと誰かに引っ張ってもらわないと脱げない。社長が言うには、最近は、少しゆるめの方が好まれるので、そうなっているとのこと。別に、泳ぐのに支障はないから、これで良いのだ。また、僕の足は細くて弱いので、少し太めに見えた方が良いかもしれない。 その向かいのブースがダイバーのブースで、潮美に会った。ブースと言ったって何にもない。椅子ぐらい置いたら、休めるのにと思うけれど、マリンダイビングフェアには、月刊ダイバーのブースはないのだから、カウンターのようなデスクぐらい置いたら? ゼロは、入り江さんから、小さいハンカチを頂いたが、五月女さんは、居なかった。
キヌガワとはちょっと話した。キヌガワは、学習院の石井君が入社している。本当に良い子なので、がんばって、キヌガワの中心になってほしい。
僕の担当の池田さんは腰が悪くて来ないとか。椅子が無いから、腰が痛ければ来られないだろう。
向かいのタバタでは、川端潮音と話をして、シンポジウムにくるように・・・来ると言っていたけど、ダイフェスティバルの期間中だから?
石原部長とお話ししたかったが、不在だった。 撮影用品 ハウジングメーカーについて、イノンの井上さんと話した。井上さんは、ガンで死んだスガ・マリン・メカニックの米田の大学同級生で、僕に親切にしてくれる。だのに、ライトを2セット買っただけという実績、僕のメインライトはフィッシュアイだ。
そのフィッシュアイだが、大村社長に会いたかったのだが、会えなかった。このダイフェスの中心でもあり忙しいのだ。
カメラハウジングでは、sea & seaが、DX-6Gを出した。広角28mm 1600万画素というけど、今更の感じだ。それにチラシの写真が悪すぎる。これで、売れるとは思えない。心配になってしまう。 ビーイズムのブースで、たまたまお見えになっていた清水社長と、土肥の大藪魚礁失敗プロジェクトの話をした。今、土肥の大藪魚礁と言って知っている人などわずかだろう。だから、失敗なのだが、そのことについては、ダイビングの歴史で書くことになるだろう。社長レベルの人とお話できたのは、清水さんだけだった。
ビーイズムのBC.が、僕のスタイルに一番会った居るように思えるのだが、間に合っている。 その向側、パプアニューギニアのデスク、PNGジャパンで、ちょうどそこに居た、中村卓哉君と話した。ニューギニアには、謎の怪獣、「ミゴー」が居るから探すようにと,話したが、あまり乗り気ではないようだった。まあ、居ないことはテレビの番組で証明されてしまっているのではあるけれど。
なお、このPNGのデスクにだけ、椅子が3脚おいてあった。座ろうかと思ったけど、そのまま動けなくなるといけないので、遠慮。 工藤君等と座るところを探して、!Fの自販機の前に三つほどテーブルと椅子があったので、そこで雑談。隣に渋谷潜水の渋谷さんが居たので、ご挨拶。
ダイビングフェスティバル、二日目は、椅子を探す旅だった。 もう一つ、注文というか提案だが、入り口でもらうガイド・パンフレットがお粗末だった。これを充実させる、もしかしたら、有料でも売れるようなレベルのものを、ダイバー社にでも作らせたらどうだろうか。 二日間通ったが、ご挨拶したかった方、全員と挨拶できなかった。タイミングが合わなかったりする。業界商談の日をもっと意識して活用しなければいけなかったと反省。自分も業界の人なのだろう? でも、三日に自分たちのシンポジウムがあるのに、一日、二日と通った。がんばったと思う。 会場の大きさ、アクセスともに良かった。
ダイフェスという名前だからと一般客を満員にすると言うことを目的、目標した、とするならば、成功とは言えないかもしれないが、自分的にいえば、一般ではなくて、ダイバーであると自認している人たちが、全国から集まり有意義な時間をもうすこしゆったりと過ごせて、というコンセプトを大事にしたほうが良い。それでは、従来のビズショウになってしまう。でも、それをダイフェスという名前を復活させて、一般客集めよりも、内容の充実を優先させ、本物のダイバーのハイレベルなフェスティバルを目指した方が、良いのではないかと考える。 ※ 自分たちのシンポジウムを3日に終えた後での感想。
もう少し時間を置いたら、また感想が変わるかもしれない。