0427 お台場
お台場に行く日だ。朝530に起きるが、昨日辰巳で泳いで身体が疲れている。行きたいという気持ちにならない。部屋で原稿を書いている惰力がついている。
しかし、現在、毎月、辰巳が5回、浦安が2回、そしてお台場。合計8回がモクのトレーニングだ。海はお台場だけだから、貴重なトレーニングだ。80歳で80m潜るためのトレーニングとしては、このくらいが最低限度だろう。
それでも、少しだけ原稿を書いた。いけない、遅刻する。あわてて支度をした。これがまず第一の躓きの原因だ。
鈴木君と8時に待ち合わせ、今日はゲストが多いので、ウエイトの準備、科学未来館の三ツ橋君のドライスーツ。BC、レギュレーター、自分の装備、BCとレギュレーターを余分に一つ持った。
お台場は快晴、寒くなく暑くない。良い気候だ。
第一の忘れ物、三ツ橋のフィンを忘れた。彼女はフルフットのフィンは持っているが、ドライスーツのためのフィンは持っていない。事務所まで取りに戻ろうかと思ったが、僕のフィンを交代に使うことにしたて、最初に彼女が潜り、そのフィンで僕が潜る。
天気が良い、日曜日だから、水辺で憩う人が多い。
清水まみさん、三ツ橋、鈴木、それに尾島一家、風呂田先生のグループ、海洋大学の地見君、破れたウエットスーツでは寒いだろうとドライスーツをやったのだが、なぜか、破れウエットスーツを着ている。それにダーウィンが来たの撮影をしている、本当に古い友人の尾崎君。彼の撮った東京湾は6月1日のオンエアーだという。多分、忘れてしまうだろう。
三ツ橋、鈴木が、約一時間で上がってきたので、僕がはいる。タンク、12キロ、ウエイトジャケット7キロ、ウエイトベルト4キロ、レッグウエイト1.4キロ、合計25キロを背負うのはこたえる。そして、50mほど歩き、フィンを一人で履かなくてはならない。膝のあたりまで水に入ってら寝ころんでし後進で、這って、出て行く。水はきれいな方で、石垣の杭のあたりは1.5mぐらい見えるという。僕の目当てはメバルの稚魚の群れだ。いつもは4月になると出てくる。メバルを探しながら行くが岸が濁っているので、直線で、杭を目指す。いつも居るはずのメバルが居ない。
その代りに、まみが、でかい一眼レフで撮っている。三ツ橋たちと一緒にでて、交代で僕がでて、出会うのだから、二本分を一本で潜っている、水深は2m以下だから、減圧症の心配はないし、空気も長持ちする。すごいタフな奴だ。きっといいアマチュア写真家になるだろう。ああ、彼女にあげる約束の写真集を忘れてきた。まあいいか。来月もあるし、辰巳もある。
戻りは、水深2mを、ヘドロの上を滑るようにして、泳ぎ、コンパスだけを見て泳ぐ。ヘドロの上は、目印が無く、透明度も1m以下だ。トレーニングだ。おかげで、フロッグキックが少し上達した。
戻ってきて、ドライスーツを脱ごうとするのだが、どうしても足が抜けない。先月までは抜けたのに、この一か月でまた体が衰えたのか。何とか、自力で脱ごうと格闘したがだめ。鈴木君に足を引っ張ってもらおうとSOS,なんとレッグウエイトをつけたままだ。これが第二の失敗。
昼休みは尾崎さんと昔話。なにしろ彼が18歳、僕が24歳ぐらいの時からの付き合いだ。昔話の内容はここには書ききれない。半世紀の話だ。
尾崎さんが言うには、メバルの稚魚の群れは、先の方の大きな岩の下にいたという。僕は杭を目指して一直線にいったので、途中のポイントを見ていないのだ。午後に行こう。
午後、2時ごろに2本目の潜水開始、これもやっとの思いでエントリーする。ところがどうやっても体が沈まない。タンクの空気が少なくなったからかとドライスーツは絞り、BCも空気を絞り出すが沈めない。なんと、7キロのウエイトベストを着けていない。これが第三の忘れ物。それでも、一旦上がってウエイトを着けて、戻ってきてエントリーする力は残っていない。メバルのところはあきらめよう。しかし、このまま上がっては、今日は終わってしまう。岸近くの岩をつかんで体を沈める。
そのまま岩の間から、トサカギンポが出てきた。片手でポールカメラのGoProを魚に向け、片手で岩をつかんで撮影する。そのうちにトサカギンポが2尾になった。そして4尾に、なぜか向こうからカメラに寄ってくる。初めての経験だ。いつもこの魚が、すっと岩の下に隠れてしまう。どうしたことか。
GoProのマクロアダプターを買ったのだが、どうしても取り付けられない。メーカーに送り返して取り付けてもらうつもりだが、もしも、あれが今日あれば、良い写真になったのに、なんとが5月にもう一度この場所で、同じ撮影ができればとおもう。
近くに清水が居たので、同じものを撮れたかと聞いてみる。一眼レフは、100マクロなのでピントを合わせられない。ピントの内側に泳ぎ寄ってきてしまう。それでもコンデジでは撮ったというから、僕の画よりはいいだろう。こちらのGoProもレンズから5cmに来てしまうので、ボケているだろう。
とにかく、ウエイトなしでも収穫はあった。
ダイビングは、今の僕、79歳にはほとんど苦行だが、苦行をすると体の調子が良くなるみたいだ。
でも疲れた。このブログを書くのが精いっぱいだ。
お台場に行く日だ。朝530に起きるが、昨日辰巳で泳いで身体が疲れている。行きたいという気持ちにならない。部屋で原稿を書いている惰力がついている。
しかし、現在、毎月、辰巳が5回、浦安が2回、そしてお台場。合計8回がモクのトレーニングだ。海はお台場だけだから、貴重なトレーニングだ。80歳で80m潜るためのトレーニングとしては、このくらいが最低限度だろう。
それでも、少しだけ原稿を書いた。いけない、遅刻する。あわてて支度をした。これがまず第一の躓きの原因だ。
鈴木君と8時に待ち合わせ、今日はゲストが多いので、ウエイトの準備、科学未来館の三ツ橋君のドライスーツ。BC、レギュレーター、自分の装備、BCとレギュレーターを余分に一つ持った。
お台場は快晴、寒くなく暑くない。良い気候だ。
第一の忘れ物、三ツ橋のフィンを忘れた。彼女はフルフットのフィンは持っているが、ドライスーツのためのフィンは持っていない。事務所まで取りに戻ろうかと思ったが、僕のフィンを交代に使うことにしたて、最初に彼女が潜り、そのフィンで僕が潜る。
天気が良い、日曜日だから、水辺で憩う人が多い。
清水まみさん、三ツ橋、鈴木、それに尾島一家、風呂田先生のグループ、海洋大学の地見君、破れたウエットスーツでは寒いだろうとドライスーツをやったのだが、なぜか、破れウエットスーツを着ている。それにダーウィンが来たの撮影をしている、本当に古い友人の尾崎君。彼の撮った東京湾は6月1日のオンエアーだという。多分、忘れてしまうだろう。
三ツ橋、鈴木が、約一時間で上がってきたので、僕がはいる。タンク、12キロ、ウエイトジャケット7キロ、ウエイトベルト4キロ、レッグウエイト1.4キロ、合計25キロを背負うのはこたえる。そして、50mほど歩き、フィンを一人で履かなくてはならない。膝のあたりまで水に入ってら寝ころんでし後進で、這って、出て行く。水はきれいな方で、石垣の杭のあたりは1.5mぐらい見えるという。僕の目当てはメバルの稚魚の群れだ。いつもは4月になると出てくる。メバルを探しながら行くが岸が濁っているので、直線で、杭を目指す。いつも居るはずのメバルが居ない。
その代りに、まみが、でかい一眼レフで撮っている。三ツ橋たちと一緒にでて、交代で僕がでて、出会うのだから、二本分を一本で潜っている、水深は2m以下だから、減圧症の心配はないし、空気も長持ちする。すごいタフな奴だ。きっといいアマチュア写真家になるだろう。ああ、彼女にあげる約束の写真集を忘れてきた。まあいいか。来月もあるし、辰巳もある。
戻りは、水深2mを、ヘドロの上を滑るようにして、泳ぎ、コンパスだけを見て泳ぐ。ヘドロの上は、目印が無く、透明度も1m以下だ。トレーニングだ。おかげで、フロッグキックが少し上達した。
戻ってきて、ドライスーツを脱ごうとするのだが、どうしても足が抜けない。先月までは抜けたのに、この一か月でまた体が衰えたのか。何とか、自力で脱ごうと格闘したがだめ。鈴木君に足を引っ張ってもらおうとSOS,なんとレッグウエイトをつけたままだ。これが第二の失敗。
昼休みは尾崎さんと昔話。なにしろ彼が18歳、僕が24歳ぐらいの時からの付き合いだ。昔話の内容はここには書ききれない。半世紀の話だ。
尾崎さんが言うには、メバルの稚魚の群れは、先の方の大きな岩の下にいたという。僕は杭を目指して一直線にいったので、途中のポイントを見ていないのだ。午後に行こう。
午後、2時ごろに2本目の潜水開始、これもやっとの思いでエントリーする。ところがどうやっても体が沈まない。タンクの空気が少なくなったからかとドライスーツは絞り、BCも空気を絞り出すが沈めない。なんと、7キロのウエイトベストを着けていない。これが第三の忘れ物。それでも、一旦上がってウエイトを着けて、戻ってきてエントリーする力は残っていない。メバルのところはあきらめよう。しかし、このまま上がっては、今日は終わってしまう。岸近くの岩をつかんで体を沈める。
そのまま岩の間から、トサカギンポが出てきた。片手でポールカメラのGoProを魚に向け、片手で岩をつかんで撮影する。そのうちにトサカギンポが2尾になった。そして4尾に、なぜか向こうからカメラに寄ってくる。初めての経験だ。いつもこの魚が、すっと岩の下に隠れてしまう。どうしたことか。
GoProのマクロアダプターを買ったのだが、どうしても取り付けられない。メーカーに送り返して取り付けてもらうつもりだが、もしも、あれが今日あれば、良い写真になったのに、なんとが5月にもう一度この場所で、同じ撮影ができればとおもう。
近くに清水が居たので、同じものを撮れたかと聞いてみる。一眼レフは、100マクロなのでピントを合わせられない。ピントの内側に泳ぎ寄ってきてしまう。それでもコンデジでは撮ったというから、僕の画よりはいいだろう。こちらのGoProもレンズから5cmに来てしまうので、ボケているだろう。
とにかく、ウエイトなしでも収穫はあった。
ダイビングは、今の僕、79歳にはほとんど苦行だが、苦行をすると体の調子が良くなるみたいだ。
でも疲れた。このブログを書くのが精いっぱいだ。