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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0924 ダイビングの歴史14 日本ダイビング協会発足

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ダイビングの歴史 14 1957 
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 日本ダイビング協会の発足 1957年1月26日 東京都千代田区、霞ヶ関の合同庁舎で日本ダイビング協会の創立総会が開かれた。これに先立ち,記念行事として,正午から科学技術庁前のプールで水中機材の展示会および潜水の実演が行われた。「水温5.5度、手の切れるような冷水中でドライスーツに身を固めたスキューバダイバーが軽快な妙技を見せれば、一方からは軽便潜水器が活動を始め、特に我がダイビングクラブの発足を祝して特別出場した厚木基地の米海兵隊潜水クラブに面々による強力な水中銃の発射や,アクアフォーンによる水中会話が目を引き,NHKの水中マイクに向かって,水底から習い覚えた日本の歌を放送して爆笑にうちに実演を終えた。 展示の参加メーカーは,科学研究所(カメラ)旭潜水研究所(軽便マスク式)東亜精機(レギュレーター)伊藤清器(レギュレーター)川崎航空機(アルミタンク、レギュレーター)東亜潜水機(ドライスーツ、ボンベ)大同物産(フランス製ボンベ、レギュレーター)で、 役員は 会長 佐々木忠義 (東京水産大学) 副会長 永渕正叙 (太平洋炭鉱)「 猪野峻 (東海区水産研究所) 常務理事 菅原久一(潜水研究所) 曽根徹 (水産庁研究第一課) 監事 高山重嶺 (東海区水産研究所)   加藤裕也(西松建設株式会社) 理事 川名武(東海区水産研究所)   JP. ベスホード(横浜ダイビングクラブ)   須田院次 (海上保安庁水路部)   梨本一郎(東京医科歯科大学)   渋谷武乃丞(大同物産)   佐藤賢俊 (旭潜水研究所)   山本福三(日本ダイビング協会機関誌 「どるふぃん」からの引用である。なお、ここから1964年 この協会が海中開発技術協会となり、「どるふぃん」が廃刊になるまでを ドルフィンの時代と呼ぶ。 テレビ撮影関連をみると1953年 NHK東京テレビジョン開局。1954年 東京水産大学が魚介類の研究のために買い入れた900万円のIO水中カメラ かなり大きい。をプールに沈めて泳ぐ魚や子供たちを撮った。日本で初めての水中テレビカメラによる撮影、そして放映だった。 1957年 水産大学学生が行う海底地図の作製を取材。これがNHKカメラマンによる最初のテレビ番組の水中撮影だった。カメラマンは畑中伸一さん。NHK 水中カメラマン第一号である。 確か、僕の一年上の竹下さん、橋本さんが取材されている。水中テレビ出演第一号か?


 

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