まだ鴨が残っているがだいぶ少なくなった。
今日は、研究会のメンバーをフオローして撮影しようと予定した。ところが、僕の忘れ物癖を上回るウルトラ忘れ物、尾島さん夫妻、ドライスーツを忘れた。そこが都内の良いところで、取りに戻って、往復1時間強、僕は待つことにした。 たまたま、僕は忘れ物がない。他のメンバーを送り出して、ぶらぶらしていれば1時間は過ぎ
これでは絵にならない。
11時12分潜水開始、お台場の水深は3m以下、主に1.5mだからダイブコンピューターが働かない。濁りは透視度の平均が1mで尾島さんの撮影にはならなかった。そして、いつものコースを泳ぐけれど本当に何も、生き物の姿がない。孵化したばかりのような仔魚が薄く点々と見えるだけだ。何もいない。いないと言うことを記録しておかなくてはいけない、とここで学んでいる。マスクマウントの動画を廻し、TG4のシャッターを時々押す。本当に居ないとき、カニやハゼの類はどこに居るのか。教えてくれる参考書はないのか。今、読んでいる「東京湾の魚類」にも書いてない。 ベストウエイトが7キロ腰ベルトが6キロ、レッグが1。5キロで決まりなのに、陸で少しでも軽くしたいのでベルトを4キロにしている。水深1mでは、バランスが悪い。 一応一周して、寒くなったので戻る。エキジットはいつも重労働だ。上がっての視野が狭い。水中でも狭かったのか?なぜだ。マスクをラクーンに換えている。このマスクには慣れているはずなのに、体調が悪いのか、良いわけもないが、寒い。 波打ち際にタンクを残す。残圧は100あるのでもう一度行かれる。 ゲストで小林さんが見えていて、もう一度行くのかと訊ねられ、それぞれだと答える。 ドライスーツのまま、上だけ脱いで、長靴のような顔をして道路を横切りコンビニに行く。 カップのフォーと、ネギトロ巻き、アップルパイのデニッシュを買う。尾島さんのテントに体を入れて食べる。少しは人心地がついた。 海洋大で常連のように来てくれている依田君と雑談する。これからの研究テーマは、深海6500に乗るようなテーマを選びたいという。悪くはない。 小林さんが準備しているので、砂地のビノスガイならば居るので見に行くことをすすめる。撮影も出来る。 僕はどうしよう。もう、何もいない撮影は終わっている。
僕が、お台場で潜る。もう一つの目的はトレーニングだ。このトレーニングを毎月欠かしていないから、福島にも潜れる。行くことにした。 波打ち際でタンクが背負えないので、もがいていたら、三ツ橋さんが通りがかった。助けてもらって、どうやら背負って、這って行く。一呼吸すると空気が来ない残圧を見ると50になっていて、ゲージの針が動く。半閉じになっている。自分が閉じた覚えがない。こういうのが危ないと何回注意していることだろう。寒さの極限状態になっていると忘れるのだ。小林さんがエキジットしてきたので、バルブを開いて貰う。残圧が少ないので砂地を一回りする。小林さんには気の毒な時に来て貰っていまった。快晴だった2月の方が良かった。3月も末になれば、生き物の姿も見られるはずとおもったのだが。 自分は、この午後の一回で消耗してしまった。寒さが効いたのだ。止めればよかったか? 家に戻り、映像の整理。約20分。風呂に入って、長く入っていたら、湯あたりして、ふらふらになった。着替えてベッドに入り込んだら、目覚めたら22時。ベッドの中で、このブログを書いて、いま0時。
景色になりそうなので買った。14万キロ走っている。