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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0808 ダイビングの危険 Ⅱ

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 ダイビングの危険について、ブログに書いた。善海のブログ 僕は、常々、天候の急変、海況の急変について、ダイビングは登山の天候急変に比べて、予想しなければならない時間が帯が短いだけ、安全度が高いと考えていた。最近では気象予報、波浪予測が調べやすい。そして、もしもの場合戻ってくるのに要する時間も短クてすむ。そして、僕は、天候の予測、海況の急変予測は、自分の責任ではない。海では船のキャプテンの責任と思っていた。 親しい友人で、タイのサムイ島でダイビングサービスをやっておられる増子さんから、こんなメッセージをいただいた。増子一点だけ、「天候の急変」はダイビングの場合も危険性の要因となると思います。“突然の時化”による事故も起こり得ますので。
そのために我々ガイドは観天望気の力も養わなければならないのですが、想定したよりも早く天候が崩れたり、どの程度の風雨になるのかなど、測り切れない部分があって難しさを感じています。 これを受けて考えてみると僕は海の急変で随分と危ない目にあっている。 須賀実は、東京湾の突風では危ない目にあっていますし、メナドでもヒヤリとしでいます。考えて見ると、僕にしてもダイビングの危険よりも、海況の危険の方が多かったかも知れないのです。議論が必要ですが、「ダイビングの危険」とは、分けて考えていました。増子さん方では、その危険の方が重大、とか、どうしても、別に考えてしまうのです。キャプテンシップが、絶対、とか、これは、視点の違いですが、ダイビングの危険には、海の危険が、80%を占める、とか、書き直さなければ、いけない。 増子狭義で水中のことのみを考えると、そのリスクは入って来ませんが、海に出ている間の行動全てを含めて「ダイビング」と捉えるか、ですね。実は案外水面が危ないというのが、個人的な実感です。 増子さんは、ボートの潜水、しかも長距離、長時間のクルーズを含む、タイのダイビングサービスのオーナーだから、ボートの運行、海にダイバーを入れている時の自分の位置などから、本当に神経をすり減らしているのだろう。僕は、海の上で、キャプテンに、ボートオペレーターの意見に異を唱えたことはあまり記憶に無い。一回だけ60歳の100m潜水の時、キャプテンに異を唱えたのではないのだが、 須賀振り返って見て、船の運航に口出しした記憶は、一回だけ、そのときもキャプテンに従ったのですが僕が正しかった。でも、船頭多くして、の、船頭ではない立場です。 増子海外では、キャプテンの資質も人によりますので(国民性も現れるのでしょうか)、任せて安心と言えない状況もありまして…。 須賀 そうですね。ほとんどの事故が、キャプテンの資質、未経験ですね。この前の漂流も。とても、重要な問題です。僕の視点からですと、人を信じるか、信じないかの問題になつてしまうのですが、信じられるショップに行く!でも、しんじられないようなことをやるショップが、ハワイでも、那覇でも、
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 ※インドネシアでドリフトをやった。浮いてくるとボートが居ない。遠く見えるのだけれど、動かない。これは、その時の写真。 10分ぐらい流されて、ようやくボートが走りだし、近づいてきた。聞けばエンジンがかからなくなってしまったとか。拾ってもらって帰途、スコールで、前が全く見えなくなった。 エンジンが掛かれなかったら?このシチュエーションは、そのあとで発生した、バリ島で助成グループが流されて、二人が死んだ状況とよく似ている。泳いでいるダイバーにとって、ボートは、どうすることもできないリスクだ。どうにもできないから、忘れていたのか? 増子リスクを考えると、自分以外は信用できない、というのが本音です。ずっと一緒に仕事をしているとか、限られた人間のみ信頼がおけなくもありませんが、相手の話を鵜呑みにする気にはなれませんし、それが知らない土地でだったらなおさらだと思います。 須賀フェイスブックとか、ブログに書くことのメリットは、自分とは、違う視点からのアドバイスがもらえることだ、と、書いたばかりでした。 増子全く同感です。 とても良い議論ができたと思う。増子さんに感謝するとともに、その概要⑤ブログに収録しておくことにした。そして、ダイビングの危険の中に、ボート運行者の責任になる事故がむしろ大きく、それについても自分以外のだれも信じることはできない。いうまでもなく、船長が、あるいはサービスの責任者が駄目だという時に強行して出港など論外だが、ボートオペレーター、キャプテンの責任に属する事故、あるいはヒヤリハットは、自分についてだけでも、例を挙げると際限も無い。ダイビングの危険の第一位?

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