9月23日、こんなことをフェイスブックに書きました。
5連休も終わる。体調調整もあって、読書と雑用に終始、考えるところあって、今後の活動の道筋を熟慮してすごしました。努力の道筋が決まった。できるか出来ないかは時の運、運だからといって出来る努力をしないでピリオドを打つわけには行かないのです。。
「この世に生きる人は、すべて、あの二人の姿をしているのです。
マロリーとアーヴィンは、今も歩き続けているのです。
頂にたどりつこうとして、歩いている。
歩き続けている。
軽々しく人の人生に価値など付けられるものではありませんが、その人が死んだ時、いったい何の途上であったのか、多分、そのことが重要なのだと思います。
私にとっても、あなたにとっても、
何かの途上であること。。
N.E.オデル 1987年 ヒマラヤの証言者より
夢枕獏、神々の山頂 」
好きな言葉で、何度も引用しています。
獏さんとは、昔、トカラ列島クルーズの撮影をしました。彼がレポーターでした。
あまり船酔いがひどいので、「治してあげましょうか?」治るわけは無いのですが、ちょっとした暗示をかけて、船酔いの薬をのませようとしました。
「いや、ここまで船酔して来たのだから、最後まで船酔していたい。」
「神々の山頂」は好きな小説です。今となっては、マロリーの秘密も解けてしまっているのですが。
獏さんとは、クルーズが終わって、「再見」また会いましょうと言って別れ、その後お目にかかったことはありません。でも、あの旅はきっと忘れていないでしょう。
とフェイスブックに書いたのですが、僕の思い違いで、マロリーとアービンが登頂にせいこしたか否かの謎はまだ解けていません。
1924年、ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンは、エベレスト、チョンモランマの北稜を、山頂まであと250mの地点を登っていく二人の姿を、支援隊員のノエル・オデル(上記引用)が目撃したのを最後に、二人は深い霧の中に消えました。
1999年5月、米国シアトルに本部をおく、マロリー・アービン捜索隊は、エベレスト8300m地点の斜面で、75年ぶりにマロリーの遺体を発見した。寒さと乾燥のために、良好だったといいます。しかし、この遺体が、登頂の後だったのか、下山の後だったのかは、意見が分かれています。まだ謎なのです。マロリーがもっていたコダックのカメラが発見されれば、そして山頂が写っていれば、この謎は解けます。獏さんの「神々の山頂」は、このカメラを巡るストーリーだったのですが、探検はカメラによる撮影が最終結果なのです。
獏さんの小説は引用した一節を書きたいために、書いたのかもしれないとおもっています。
「この世に生きる人は、すべて、あの二人の姿をしているのです。
マロリーとアーヴィンは、今も歩き続けているのです。
頂にたどりつこうとして、歩いている。...
※「冒険物語100年」武田文男 朝日文庫、1999を参考にしました。
5連休も終わる。体調調整もあって、読書と雑用に終始、考えるところあって、今後の活動の道筋を熟慮してすごしました。努力の道筋が決まった。できるか出来ないかは時の運、運だからといって出来る努力をしないでピリオドを打つわけには行かないのです。。
「この世に生きる人は、すべて、あの二人の姿をしているのです。
マロリーとアーヴィンは、今も歩き続けているのです。
頂にたどりつこうとして、歩いている。
歩き続けている。
軽々しく人の人生に価値など付けられるものではありませんが、その人が死んだ時、いったい何の途上であったのか、多分、そのことが重要なのだと思います。
私にとっても、あなたにとっても、
何かの途上であること。。
N.E.オデル 1987年 ヒマラヤの証言者より
夢枕獏、神々の山頂 」
好きな言葉で、何度も引用しています。
獏さんとは、昔、トカラ列島クルーズの撮影をしました。彼がレポーターでした。
あまり船酔いがひどいので、「治してあげましょうか?」治るわけは無いのですが、ちょっとした暗示をかけて、船酔いの薬をのませようとしました。
「いや、ここまで船酔して来たのだから、最後まで船酔していたい。」
「神々の山頂」は好きな小説です。今となっては、マロリーの秘密も解けてしまっているのですが。
獏さんとは、クルーズが終わって、「再見」また会いましょうと言って別れ、その後お目にかかったことはありません。でも、あの旅はきっと忘れていないでしょう。
とフェイスブックに書いたのですが、僕の思い違いで、マロリーとアービンが登頂にせいこしたか否かの謎はまだ解けていません。
1924年、ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンは、エベレスト、チョンモランマの北稜を、山頂まであと250mの地点を登っていく二人の姿を、支援隊員のノエル・オデル(上記引用)が目撃したのを最後に、二人は深い霧の中に消えました。
1999年5月、米国シアトルに本部をおく、マロリー・アービン捜索隊は、エベレスト8300m地点の斜面で、75年ぶりにマロリーの遺体を発見した。寒さと乾燥のために、良好だったといいます。しかし、この遺体が、登頂の後だったのか、下山の後だったのかは、意見が分かれています。まだ謎なのです。マロリーがもっていたコダックのカメラが発見されれば、そして山頂が写っていれば、この謎は解けます。獏さんの「神々の山頂」は、このカメラを巡るストーリーだったのですが、探検はカメラによる撮影が最終結果なのです。
獏さんの小説は引用した一節を書きたいために、書いたのかもしれないとおもっています。
「この世に生きる人は、すべて、あの二人の姿をしているのです。
マロリーとアーヴィンは、今も歩き続けているのです。
頂にたどりつこうとして、歩いている。...
※「冒険物語100年」武田文男 朝日文庫、1999を参考にしました。