浦安市運動公園 .屋内プールで毎週火曜日夜19時から21時、4回にわたっておこなうスキンダイビング講習の第一回目が終了した。二回目は、一週おいて、6月23日から4週、4日間行われる。
スキンダイビング・セーフティを書いた直後であり、この本にもこの講習のことを書いている。
まず第一は、水で死なないことである。と言って救急法の講習ではない。楽しく遊ぶ時間である。それにしても、親子のバディを見ていると、本当にいいお母さんであり、お父さんである。いいなあ、と思う瞬間がたくさんあった。それだけに、子供が水の事故にあわない事を強く願う。
だから強調するのはバディシステムである。必ずまとまっている。一区切りごとに「バディ!」と呼びかけて手を繋いで頭上にあげてもらう。今回は、特に念入りにこの事をした。自分で、スキンダイビング・セーフティを書いて、このことを強調している。
スキンダイビング・セーフティでは、スノーケリングとは、フローティングジャケットを着けて、海で遊ぶこととした。しかし、子供はすぐに嫌がって脱いでしまうのだ。この講習でフローティングジャケットを着ないで、自由に楽しく泳ぐと、ジャケットは邪魔になってしまう。そのことが気になるから、何度と無く、ジャケットを着けることを強調してお願いした。
浦安運動公園にもフローティングジャケットが用意されているが、子供用は一着しかない。それも、少し大きいので、小さい子の身体に合わない。
今回の講習は人数が定員の30名、参加者は6歳が2名、8歳が4名、もちろんお母さん、お父さんと一緒、そして、最高齢は69歳本当に子供から高齢者までの生涯スポーツだ。
6歳の子はプールでも、フローティングジャケットが必要だ。自分で一着S サイズを買い足した。もっと多数揃えるように、要求はしておいたが今年はこれで行く他ない。小さい子も最初からフローティングジャケットを着せるのではなく、最終日に着せることにした。
ダッシュ練習でフィンが脱げてしまったが、止めないで、そのフィンを捕まえて、片足フィンで泳ぎ切った男の子がいた。
例年は、次第に深くして、4日目には3mまで深くして、耳抜きまで教えたが、今年は1.2mで終始した。
いずれにせよ、フローティングジャケットの着用は親の判断、責任に任せる他ない。規則で決まっているものではない、ローカルルールだ。ローカルルールの重要性も、スキンダイビング・セーフティで強調したことだ。事故はローカルルールの不在、また不履行で起こる。
安全が第一目的だが、楽しく遊ぶということも大きな目的だ。この講習の期間中、本当に楽しく遊んでもらったと思うが、若干の反省点もある。この講習で、なにか一つ身につけてもらいたい。それは水に慣れるということで、そのための練習として、マスクリアを選んでいる。マスクを外すことはだれでも嫌だ。嫌なことはやらせない。マスクリアをやらせないスキンダイビング講習がほとんどだろう。
これまで、この講習では二日目に、鼻から息を吐き出す練習と、マスクの上縁を手のひらで抑えて、顔を仰向ける練習をした。そして、マスクに水を半分入れて、その水を排出する。三日目には、マスクに全部水を入れ、4日目にはマスクを外して着けてクリアーするとしていて、子どもたちも含めて、いや、子どもたちの方が上手にできた。しかし、今回は、6歳の女の子がマスクに水を入れた時目に水が沁みて、泣いてしまった。4日目は来ないのではと思ったが、お父さんが積極的な人で、4日目も来てくれた。4日目にマスクを外すのではなく、水を入れてクリアーすることの確認にとどめた。
6歳の女の子とは、講習終了後、「やったね!」と手の平を合わせた。
マスククリアーは、嫌だけれど、達成感はある。水にも慣れる。
大部分の子は、よく泳げるようになり、水深1.2mに潜れるようにもなった。フィン、マスク、スノーケルが使えるようになったことで危ないのではと心配するのは、水泳を教えたから危ないというのと同じで、ダイビングを教えて上達したからダイビング事故を起こすというのとも同じだ。心配すること、最悪事態を想定することはとても大事だが、そのために、一歩を踏み出さないのでは、なにもしないのと同じだ。人生何もしないで終わるのは悲しい。水に慣れて、水が好きになってもらいたい。水辺が好きになったから、危ない、というのでは水に近づけない。地球は水の惑星だ。水とのつきあいかたを実技で教えることは意味がある。
スキンダイビング・セーフティを書いた直後であり、この本にもこの講習のことを書いている。
まず第一は、水で死なないことである。と言って救急法の講習ではない。楽しく遊ぶ時間である。それにしても、親子のバディを見ていると、本当にいいお母さんであり、お父さんである。いいなあ、と思う瞬間がたくさんあった。それだけに、子供が水の事故にあわない事を強く願う。
だから強調するのはバディシステムである。必ずまとまっている。一区切りごとに「バディ!」と呼びかけて手を繋いで頭上にあげてもらう。今回は、特に念入りにこの事をした。自分で、スキンダイビング・セーフティを書いて、このことを強調している。
スキンダイビング・セーフティでは、スノーケリングとは、フローティングジャケットを着けて、海で遊ぶこととした。しかし、子供はすぐに嫌がって脱いでしまうのだ。この講習でフローティングジャケットを着ないで、自由に楽しく泳ぐと、ジャケットは邪魔になってしまう。そのことが気になるから、何度と無く、ジャケットを着けることを強調してお願いした。
浦安運動公園にもフローティングジャケットが用意されているが、子供用は一着しかない。それも、少し大きいので、小さい子の身体に合わない。
今回の講習は人数が定員の30名、参加者は6歳が2名、8歳が4名、もちろんお母さん、お父さんと一緒、そして、最高齢は69歳本当に子供から高齢者までの生涯スポーツだ。
6歳の子はプールでも、フローティングジャケットが必要だ。自分で一着S サイズを買い足した。もっと多数揃えるように、要求はしておいたが今年はこれで行く他ない。小さい子も最初からフローティングジャケットを着せるのではなく、最終日に着せることにした。
ダッシュ練習でフィンが脱げてしまったが、止めないで、そのフィンを捕まえて、片足フィンで泳ぎ切った男の子がいた。
例年は、次第に深くして、4日目には3mまで深くして、耳抜きまで教えたが、今年は1.2mで終始した。
いずれにせよ、フローティングジャケットの着用は親の判断、責任に任せる他ない。規則で決まっているものではない、ローカルルールだ。ローカルルールの重要性も、スキンダイビング・セーフティで強調したことだ。事故はローカルルールの不在、また不履行で起こる。
安全が第一目的だが、楽しく遊ぶということも大きな目的だ。この講習の期間中、本当に楽しく遊んでもらったと思うが、若干の反省点もある。この講習で、なにか一つ身につけてもらいたい。それは水に慣れるということで、そのための練習として、マスクリアを選んでいる。マスクを外すことはだれでも嫌だ。嫌なことはやらせない。マスクリアをやらせないスキンダイビング講習がほとんどだろう。
これまで、この講習では二日目に、鼻から息を吐き出す練習と、マスクの上縁を手のひらで抑えて、顔を仰向ける練習をした。そして、マスクに水を半分入れて、その水を排出する。三日目には、マスクに全部水を入れ、4日目にはマスクを外して着けてクリアーするとしていて、子どもたちも含めて、いや、子どもたちの方が上手にできた。しかし、今回は、6歳の女の子がマスクに水を入れた時目に水が沁みて、泣いてしまった。4日目は来ないのではと思ったが、お父さんが積極的な人で、4日目も来てくれた。4日目にマスクを外すのではなく、水を入れてクリアーすることの確認にとどめた。
6歳の女の子とは、講習終了後、「やったね!」と手の平を合わせた。
マスククリアーは、嫌だけれど、達成感はある。水にも慣れる。
大部分の子は、よく泳げるようになり、水深1.2mに潜れるようにもなった。フィン、マスク、スノーケルが使えるようになったことで危ないのではと心配するのは、水泳を教えたから危ないというのと同じで、ダイビングを教えて上達したからダイビング事故を起こすというのとも同じだ。心配すること、最悪事態を想定することはとても大事だが、そのために、一歩を踏み出さないのでは、なにもしないのと同じだ。人生何もしないで終わるのは悲しい。水に慣れて、水が好きになってもらいたい。水辺が好きになったから、危ない、というのでは水に近づけない。地球は水の惑星だ。水とのつきあいかたを実技で教えることは意味がある。