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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0521 日記

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 初めて、上野東京ラインに乗った。迷うだろうと思っていたのだが、やはり迷った。一番最初に来た電車に乗って、なかなか快適、いつもの様に本を読んで、眼を上げて、電光掲示を見ると、次は北千住。え、おかしい。行き先は土浦だ。まちがった。北千住で降りて、上野まで逆戻りして、すぐに来た高崎線に乗った。
 大宮の駅も、最近、といっても20年この方降り立ったことがない。中の立派にさにおどろく、まあ、いまごろでは当然だが、広島駅よりも大きいみたいだ。
 駅前のマックの前で山本さんと待ち合わせて、小俣さんのお見舞いに行く。山本さんは水中調査撮影研究会の会長で、小俣さんは会員だ。先日の魚礁調査で、足の上にタンクを落として、腫れ上がり、熱がでて、大病院に行って、人食いバクテリアに侵されたことが判明した。もうちょっと遅れたら、足の一本、もしかしたら生命も危なかった。

 マックの前の待ち合わせで、僕が約束の時間の30分ぐらい早く着いたので、久しぶりで、マックのテリヤキバーガーを食べた。けっこう美味しかった。マックが経営不振というけれど、いつも混んでいるし、客単価が安いのかな。実は山本さんも30分ぐらい前にきていて、ロータリーの駐車場に入っていたのだ。

入院先の自治医大の医療センターに行く。立派な大きい病院だ。受付で、名前を告げても病室番号がわからないと入れてくれない。プライバシーを守るためだが、これも最初の経験だった。なんとか調べて、病室のある階に行ったけど、病室に不在で、少し待った。今日はじめて風呂に入って良くなったので、風呂に行っていたそうだ。
 元気になって良かった。足を切開したり、猛烈に痛いらしいけど、外傷だから、男の子は絶えなくちゃ。しかし、僕は耐えられるかどうかわからない。お待たさんはすごい人だ。
しかし、僕は、これを機会に全面的な禁酒、そして、糖尿の徹底的な治療を薦める。快気祝に酒盛りをやるようでは、長生きしない。生きられるかも知れないが、アスリートとしての長生きをすることは難しい。生きていれば生きているだけ幸せになれる人なのだから、そう生きてもらいたい。
 お見舞いに本と僕の60歳100m潜水の報告書を持って行ってさし上げた。この報告書、1500部刷ったのだけれど、残部僅少になってきた。それと、若手探検家で、ぼくのともだちでもある角幡唯介の「空白の5マイル」という探検紀行、それに塩野七生の「レバント海戦」を持っていった。レバント海戦は、チャンバラの史劇で、昔読んで面白くて、昨年、イタリアに行き、もう一度、塩野七生のこのシリーズを読むのに、残していたのを忘れて、もう一冊100円で買ってしまったものだ。多分、これが気に入ってもらえるだろう。
 とても元気に見えたので、6月は無理でも、7月の定例潜水には来られるだろうか?
とにかく、良かった。
 自分の人生の方は、つらい山の連続。いろいろな意味でナーバスになっている。何か、企画したり、やろうとしたりすると、必ず、人間関係の調整が必須となり、心楽しくはやれない。しかし、乗り越えなくては。



 明日はスキンダイビング・セフティの初校、二校の余裕はない。送られてきた原稿をみて、230P 、後いろいろなリストを入れて、240Pぐらいになるかな。ちょっと字が小さいかなと思うけれど、こういう本としては、これで良いのだろう。



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