今年のGWは、館山の波佐間海中公園
その昔、GWは、何処にも行かないで、のんびりしていた。ところが、5年前からだろうか、たしか東大教授の小久保くんから無理やり誘われて、伊豆大島に出かけた。次の年は大瀬崎、そして昨年は富戸と赤沢にダイビングツアーにでかけた、それぞれ、8人ほどで、賑やかだった。今年も、やろうと9人に声をかけた。2月中旬のことだった。早速毎年参加してくれている村上緑ちゃんとお父さん他、三人四人と、行きたいと連絡があった。しかし、4月になってもそのままで、二人からは行かれないという変更があり、なかなか、この時でないとゆっくりと会えないメインゲストともいうべき小久保くんもお父さんが不例だとかで、不参加、当初は4-5日の予定だったが、5日は学校に行かなくてはならないと緑ちゃんが不参加になってしまった。ほぼ全滅。
緑ちゃんは小学校4年制の時に船の科学館でおこなったスノーケリング教室に参加し、そのご、浦安で始めた親子にスキンダイビングクラブ、フリッパークラブに来てくれて、、そのフリッパークラブが無くなってからも毎年一度はツアーに参加してくれていた。やがて、高校生になり、今年は大学1年である。緑ちゃんだけでも良いからと、3日、4日に変更して、さらにもう一名誘って、自分を入れて4人で伊豆の赤沢に行くことに決めた。何を隠そう、僕がどこかに潜りに行きたかったのだ。
ところが、元社員の米田くんが亡くなってしまって、2日が通夜、3日が葬儀になった。通夜だけとおもってが、やはり、かわいい元社員のことだ、葬儀にも出よう、その足で赤沢に、と3日の午後から車で走り、その日はこれも元社員で、富戸でダイビングサービスをしている大西君のところで泊り、4日に赤沢に潜って、帰って来るということに変更した。ところが3日の葬儀に東京から横浜の斎場に行くのが、前日の通夜では2時間で到着したのに、4時間掛かり、遅刻してしまった。ものすごい車の量で、多分、富戸まで8時間はかかるのではないか、去年のツアーも片道8時間、往復なら16時間だ。そして、神奈川県では赤潮が発生してしまって、3-4mしか見えないという。急遽、3日の東伊豆行きは中止して、4日の日帰りで、このところ月例でおじゃましている千葉県館山市の波左間海中公園に行くことに変更した。毎月行っているのに、マンボウを入れているマンボウランドには潜っていない。この機会に見てみよう、撮影しようと考えた。
4日朝、7時発、車ラッシュは覚悟して、いつもならば2時間のところだから、4時間と予想した。11時には到着するだろう。
予定通り、4時間強、11時20分に到着した。
自分の装備だが、ウエットにしょうかドライにしようか迷って、両方を車に積んであった。水温は18℃程度だという。75歳の時には14℃からウエットにしていた。18℃ならば、ウエットでいい。しかし、今使っているウエットは、昔、学生のレンタル用にしていた、ハリサンの安いスーツで、その上にフードベストを着る。昨年の奄美大島ではこれで充分だった。これにしよう。4キロのウエイトベストに2キロをベルトにして合計6キロにした。網に囲まれたマンボウランドで、GWで忙しいだろうから、僕たちだけでも、十分安全に潜れるだろうからと、マンボウランドをリクエストした。
囲い網のなかに、このサイズのマンボウが7尾入っている。昔、定置網にマンボウが入ると、それは漁師のおかず料、漁師めしの典型だった。今は活かされて、秋には海に戻してもらえる。
しかし、当然のように荒川さんが一緒に潜ってくれた。荒川さんが一緒でなければ、僕たち3人では、ただ、マンボウを見るだけだっただろう。僕もただ見るつもりだけだった。一緒に来てくれたので、マンボウに餌をやり、緑の手からも餌をもらって、彼女の手で、マンボウの頭をなでてやるシーンを良い角度で撮ることができた。
フェイスブックのユーチューブに動画を載せた。
https://youtu.be/Bns5MW2s77Y
使っているカメラシステムは、この3月から使い始めている、ニコンのCOOLPIXとウエアラブルを並べてステイに着けて、右にフィッシュアイのFIX 2500ルーメン、左に の700ルーメンを着けたものだ。
しばらくは、このシステムを固定的に使っても良いのではと思う。
マンボウランド 潜水開始11時59分 終了12時32分、潜水時間33分
水温18.6℃ 最大水深 6.4m 平均4.6m
ウエットは最初の10分ほどは、全く寒くなく、ウエイトバランスもよくて、久しぶりのウエットで身体もよく動き、気持ちが良かったが、次第に寒くなった。
左側にマンボウ右側に緑ちゃんで、手応えのある撮影が出来た。
僕としては、この1本で帰っても良いとおもっていたのだが、村上お父さんがもう一本潜るというので、高根に、これも荒川さんが一緒に潜ってくれた。やはり80歳の僕は、だれかアシスタントについてくれていなければ、安全確保が出来ない。緑も上手に潜れるけれど、年に1-2度もぐる初心者ダイバーで、お父さんは緑よりも若干下手にみえる。
高根 潜水開始13時21分終了13時43分、潜水時間22分 水温17.6℃
最大水深 17.2m 平均13m
ウエットでは、最初から寒く、20分後には、震えが出てきた。
透視度は8m程度で、1mの撮影距離ならば、なんとか撮影出来た。高根では、「豊かな海」の表紙になるような撮影もしたかったのだが、黒鯛と、メバルだけで、それに寒さに震えてしまったので、撮影にならなかった。
驚いたことに、ニコンのCOOLPIXで撮影したら、水中なのにGPSからの位置表示がでていた。
マンボウランドにも、マンボウランドとでていた。荒川さんは出してもらう依頼はしていないという。
ニコンのGPSデータベースには、全国の有名ダイビングスポットの名前が入っているのだろうか?
帰途は15時にでて、19時30分に東京着、4時間30分
往復で8時間30分の運転を一人で通し、2回の潜水は緩くはなかった。
「やれば、できる」
これで、GWのダイビングは終了、来年のGWは、そして緑の今年の夏休みは?
荒川さんと、波佐間海中公園に沿岸漁業とダイビングサービスの結びつきの理想型を見ている。表紙の撮影をさせてもらっている「豊かな海」に寄稿させてもらおうと思っている。
その昔、GWは、何処にも行かないで、のんびりしていた。ところが、5年前からだろうか、たしか東大教授の小久保くんから無理やり誘われて、伊豆大島に出かけた。次の年は大瀬崎、そして昨年は富戸と赤沢にダイビングツアーにでかけた、それぞれ、8人ほどで、賑やかだった。今年も、やろうと9人に声をかけた。2月中旬のことだった。早速毎年参加してくれている村上緑ちゃんとお父さん他、三人四人と、行きたいと連絡があった。しかし、4月になってもそのままで、二人からは行かれないという変更があり、なかなか、この時でないとゆっくりと会えないメインゲストともいうべき小久保くんもお父さんが不例だとかで、不参加、当初は4-5日の予定だったが、5日は学校に行かなくてはならないと緑ちゃんが不参加になってしまった。ほぼ全滅。
緑ちゃんは小学校4年制の時に船の科学館でおこなったスノーケリング教室に参加し、そのご、浦安で始めた親子にスキンダイビングクラブ、フリッパークラブに来てくれて、、そのフリッパークラブが無くなってからも毎年一度はツアーに参加してくれていた。やがて、高校生になり、今年は大学1年である。緑ちゃんだけでも良いからと、3日、4日に変更して、さらにもう一名誘って、自分を入れて4人で伊豆の赤沢に行くことに決めた。何を隠そう、僕がどこかに潜りに行きたかったのだ。
ところが、元社員の米田くんが亡くなってしまって、2日が通夜、3日が葬儀になった。通夜だけとおもってが、やはり、かわいい元社員のことだ、葬儀にも出よう、その足で赤沢に、と3日の午後から車で走り、その日はこれも元社員で、富戸でダイビングサービスをしている大西君のところで泊り、4日に赤沢に潜って、帰って来るということに変更した。ところが3日の葬儀に東京から横浜の斎場に行くのが、前日の通夜では2時間で到着したのに、4時間掛かり、遅刻してしまった。ものすごい車の量で、多分、富戸まで8時間はかかるのではないか、去年のツアーも片道8時間、往復なら16時間だ。そして、神奈川県では赤潮が発生してしまって、3-4mしか見えないという。急遽、3日の東伊豆行きは中止して、4日の日帰りで、このところ月例でおじゃましている千葉県館山市の波左間海中公園に行くことに変更した。毎月行っているのに、マンボウを入れているマンボウランドには潜っていない。この機会に見てみよう、撮影しようと考えた。
4日朝、7時発、車ラッシュは覚悟して、いつもならば2時間のところだから、4時間と予想した。11時には到着するだろう。
予定通り、4時間強、11時20分に到着した。
自分の装備だが、ウエットにしょうかドライにしようか迷って、両方を車に積んであった。水温は18℃程度だという。75歳の時には14℃からウエットにしていた。18℃ならば、ウエットでいい。しかし、今使っているウエットは、昔、学生のレンタル用にしていた、ハリサンの安いスーツで、その上にフードベストを着る。昨年の奄美大島ではこれで充分だった。これにしよう。4キロのウエイトベストに2キロをベルトにして合計6キロにした。網に囲まれたマンボウランドで、GWで忙しいだろうから、僕たちだけでも、十分安全に潜れるだろうからと、マンボウランドをリクエストした。
囲い網のなかに、このサイズのマンボウが7尾入っている。昔、定置網にマンボウが入ると、それは漁師のおかず料、漁師めしの典型だった。今は活かされて、秋には海に戻してもらえる。
しかし、当然のように荒川さんが一緒に潜ってくれた。荒川さんが一緒でなければ、僕たち3人では、ただ、マンボウを見るだけだっただろう。僕もただ見るつもりだけだった。一緒に来てくれたので、マンボウに餌をやり、緑の手からも餌をもらって、彼女の手で、マンボウの頭をなでてやるシーンを良い角度で撮ることができた。
フェイスブックのユーチューブに動画を載せた。
https://youtu.be/Bns5MW2s77Y
使っているカメラシステムは、この3月から使い始めている、ニコンのCOOLPIXとウエアラブルを並べてステイに着けて、右にフィッシュアイのFIX 2500ルーメン、左に の700ルーメンを着けたものだ。
しばらくは、このシステムを固定的に使っても良いのではと思う。
マンボウランド 潜水開始11時59分 終了12時32分、潜水時間33分
水温18.6℃ 最大水深 6.4m 平均4.6m
ウエットは最初の10分ほどは、全く寒くなく、ウエイトバランスもよくて、久しぶりのウエットで身体もよく動き、気持ちが良かったが、次第に寒くなった。
左側にマンボウ右側に緑ちゃんで、手応えのある撮影が出来た。
僕としては、この1本で帰っても良いとおもっていたのだが、村上お父さんがもう一本潜るというので、高根に、これも荒川さんが一緒に潜ってくれた。やはり80歳の僕は、だれかアシスタントについてくれていなければ、安全確保が出来ない。緑も上手に潜れるけれど、年に1-2度もぐる初心者ダイバーで、お父さんは緑よりも若干下手にみえる。
高根 潜水開始13時21分終了13時43分、潜水時間22分 水温17.6℃
最大水深 17.2m 平均13m
ウエットでは、最初から寒く、20分後には、震えが出てきた。
透視度は8m程度で、1mの撮影距離ならば、なんとか撮影出来た。高根では、「豊かな海」の表紙になるような撮影もしたかったのだが、黒鯛と、メバルだけで、それに寒さに震えてしまったので、撮影にならなかった。
驚いたことに、ニコンのCOOLPIXで撮影したら、水中なのにGPSからの位置表示がでていた。
マンボウランドにも、マンボウランドとでていた。荒川さんは出してもらう依頼はしていないという。
ニコンのGPSデータベースには、全国の有名ダイビングスポットの名前が入っているのだろうか?
帰途は15時にでて、19時30分に東京着、4時間30分
往復で8時間30分の運転を一人で通し、2回の潜水は緩くはなかった。
「やれば、できる」
これで、GWのダイビングは終了、来年のGWは、そして緑の今年の夏休みは?
荒川さんと、波佐間海中公園に沿岸漁業とダイビングサービスの結びつきの理想型を見ている。表紙の撮影をさせてもらっている「豊かな海」に寄稿させてもらおうと思っている。