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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0420 水中映像祭

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 水中映像祭に行ってきた。そういえば30年前ごろに、工藤さんか誰かから話を聞いて、後楽園かどこかに、行ったことがあたかな?ということで、30周年記念だという。どんな組織で、どんな道を30年歩んだか、大体のところが理解できた。一つのスタイルとして、磨き上げてきた感じがして、学ぶべきところがある。
内容は、とても感心してすごいなと思った作品が2点、普通に感心したのが3点、あとはハイ・アマチュアのレベルがほとんどで、そのレベルに達していないと思ったのは3点だった。多分、このサークルとしては、新人なのだろう。どうしてもプロの眼で見てしまうのだが、それでこれだけのレベルだから、このサークルとしても、そして、今回の映像祭も大成功だと思う。

交流作品と招待作品は、こんな場合、サークルの上位のレベルか、それを上回らなければならないから、大変だが、征夫さんは名前とパーソナリティで、押し切ってしまうが、佐藤さんの映像は感心している。そのうちに遊びに行きたいけれど、遠い。交流作品の備後&ひろちゃんは、映像として面白いし、まとめ方のパーソナリティもあって良い。このごろ、こういうカップルで撮影をするスタイルが目立つ。井上&高松君あたりが、その始まりかもしれない。バディシステムとして、撮影の危険を回避することもできるので、言うまでもなく賛成。征夫君とは古い仲だから、握手一つで通じてしまうが、佐藤さんとか、備後さん二人とは長話をしたいので、いずれまた、とおもうことですれ違いにした。
 中川隆、久保さんと、ちょっとした、雑談があったので、他にも挨拶だけで済ませてしまった人が何人か、失礼してしまった。

映像は専門でもあるし、映像祭は、イベントとして明るく楽しく集まりができる。みんなでにこにこ笑える。一方、今年のJAUSのイベントテーマは安全なダイビングの運用だ。安全ということは危険、人が死ぬ話題だ。どういう風に運ぼうか。考えよう。
しかし、映像にしても、先鋭的な映像を狙えば、水中撮影と背中合わせに死がある。ついこの前にもあったことだ。
作品についての自分なりの評だが、これはあくまでも僕の好みと、スタイルからのコメントだ。それに、全部について、こんなコメントをする時間もない。
 ミラー;斉藤光一さん。この手の気持ちの良い、美しければ気持ちが良いという映像は浅井慎平が元祖で、その水中版ねらいが高砂さんの初期なのだろうが、(今は違う感じがしている)もしかしたら、水中版として、これらを越えているかもしれない。欲を言えば、今は動画と静止画がクロスオーバーしているのだから、もう少し動画部分が長くても良かったと思う。つまり、もう少し長く見ても良いとおもうほどだった。
 チチブハゼ:菊池三男さん 江東区の川でチチブを撮った作品だが、僕もお台場でこんな撮影をしているので、よく撮ったなと思ってみていたら、棒の先カメラで撮っていることがわかった。終わってから棒の先カメラを見せられて、本当かね?と思ったほど、棒の先カメラでのテクニックは完璧だった。
 やっぱりマナティーが好き、:山崎由紀子さん。女の子が、小さなGoProをもってフロリダに行っただけでこんな映像作品ができてしまう。GoProの可能性が証明される作品、竹内が技術指導したと言っているが、編集のセンスも良い。
 特に気に入った作品を三つあげたが、他もハイアマチュアとして、もちろん、悪くはない。

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