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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0211 昔のホームページから

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 久しぶりで、自分のホームページのディープな部分を見た。下のほう、底のほうだ。とにかく、古い作りのホームページで、格好が悪いけれど、自分の自由になるし、これでよいと思っている。
 その2002年、8月に佐渡に行った時の「佐渡紀行」 67歳の時だ。
 人工魚礁調査と、ツアーをちゃんぽんにやって、人工魚礁調査が終わったあたりで、ツアーのお客を大西が連れてきて、一緒に潜った。
 その人工魚礁の時、地元の組合の参事の内藤さん、大好きな人だった。と雑談した時の話、雇った船の春日丸の船頭も愉快な人だった。
 1回目の潜水が終了して二回目の潜水までの合間、


「次の潜水までの休憩時間、小船の上で、内藤参事さん(参事は、組合の実質的な責任者だ)、春日丸の船頭と三人で雑談する。
 私は、70歳で引退する時に、1億円の金を握っていられたかもしれない方法を話す。私の方法では、40歳の時にスタートしなければならないから、私はもうとっくに遅くなってしまっていて出来ないのだが。
まず、40歳までは、自分の仕事の方向、仕事の技術を身につけて充実させる。40歳で独立して、スタートする。70歳がゴールだから30年計画である。事業と言うものは、すべて30年計画で、最初の10年間は種を巻いて育てる期間であるから資金を注ぎ込む。ただし銀行から借金してはいけない。それまでにためた自己資金の範囲で計画を立てる。次の10年が収穫期で、もうかる。最後の10年は、惰力でなんとかプラスマイナスゼロで進行するから、その間に整理をする。
 とかく、お金と言うものは、稼ぐ人に貯まるものではない。稼ぐ人は、これだけ稼いだから、このくらいは使って良いはずだ、などと言って、ほとんどの稼ぎを使ってしまう。金は、稼ぐ人に貯まるのではなくて、使わない人に貯まるものなのだ。とにかく使わない。収穫期の収穫が少なくても、使わなければ、70歳で1億は貯まるはずだ。
 内藤さんも春日丸も、そんな、金を貯める生き方なんて嫌だ、という。みんなと酒をわいわい飲みたいし、金も使いたい。70歳になって1億あったって仕方が無い。人と仲良く、幸せであれば金が無くても良いではないかという。
 金の貯まらない生き方をして、私は、1億はおろか、一千万も無い。そして今、1億ほしい。1億あれば、ずいぶん方々へ潜りに行かれる。やはり使うことを考えている、だめだこれでは。
 しかし、人の生き方はともかくとして、会社の経営は、金を使わないで貯めなければいけない。自分に一億無いのは良しとしても、会社に1億がないことは、反省し、後悔しなければならない。(後悔していた。)
 そんなことを話しているうちに1時間が過ぎる。本当は2時間休まなければいけないのだが、忙しい参事さんを拘束しているのだから、それほどまでは休憩できない。」
 そうだ、このホームページ、2002年から始まっている。その頃の記事が今見るとかなり面白い。良かったら見てください。

http://homepage2.nifty.com/j-suga/index.htm

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