ようやく12日調査の報告、下書きである。
1月12日 千葉県館山市の波佐間海中公園(旧友荒川さんがオーナーであるダイビングサービス水域の人工魚礁をリサーチするこれが4回目のツアー、水中科学協会の水中映像研究会が行っている。
北北西の季節風が強く、前夜、エンジントラブルで館山湾に仮泊していた5万トンのコンテナー船が、流されて座礁した。
実施が危ぶまれ、現地荒川さんも、須賀も迷ったが、なんとかできそうと実施に踏み切った。天候は快晴。
参加メンバー:山本徹、小俣、福田克之、清水まみ、そして須賀
今回の計画は、80mの鉛ロープに10m間隔で7台のインターバル(ウエアラブルカメラ) 撮影ポイントは、タイヤ魚礁から2m角型のコンクリートブロックを積み重ねた、ドリーム魚礁(レクリエーションの人気ポイント)の間40mにラインを設置する。
準備したカメラは、G0Pro2・2台、AEE・2台、G0Pro3・1台、ソニー・1台、コンツアー・1台、の計7台である。各カメラの性能チェックにもなる。他に、山本徹会長が棒カメラG0Pro3、マスクマウントG0Pro4,福田が、高性能のイオス1Dを手持ちで撮影した。須賀は1回めの潜水ではSJ4000を手持ちでさつえいし、設置したライン・カメラの状況撮影を行った。
潜水は可能であったが、ボートを動かしながら、80mのラインを伸ばしながら設置する事は難しかったので、タイヤ魚礁の上で2台をおろし、少し船を移動させて、ドリームの上に2台、その間に3台のようにラインを引いた。この設置については、荒川社長、ガイドの荻原くんが中心になって働き、山本、小俣、清水が手伝う形になった。
須賀、福田は船上でカメラのセットと繰り出しを担当し、その後で二人バディで潜水して須賀はラインの状況の撮影を行った。
前回は、各自の動きについての打ち合わせが不十分でチームとして満足できる潜水ではなかった。今回は、山本、小俣、清水の組と、福田、須賀のバディを明確に区別して、須賀、福田のバディは、須賀をキーにして、福田が付き添う形とした。
福田くんはイオス1Dを持って撮影しながらぼくをフォローする
タイヤ魚礁からロープを引いて、ドリーム魚礁で終えたのだから、潜水はドリームから入る。
ウエアラブルカメラをマスクマウントで撮影する予定だったが、マスクマウントのマスクのベルトが切れてしまっていた。このところ、その日一回目の潜水が不安定なので、カメラを持たずに、両手をフリーにして潜降したい。BC.のポケットにSJを入れておき、とりだして、ラインの状況を撮影調査する。
予想していたとおりに、ドリームに2台のカメラ(G0Pro3とソニー)が並んでしまっていて、ロープもコイルになってしまっている。2つのカメラを少し引き離して一台【ソニー】は砂の上に、G0Pro3は、魚礁の上におく。
ロープをたどって行けば、タイヤ魚礁に着く。
タイヤとドリーム 2つの魚礁は想像していたよりも近かった。これまで、タイヤ魚礁にも潜ったことがあるし、ドリームには、何回も潜っているが、2つを見通して潜ったことがない。もう一つ 大型のコンクリートブロックであるFP魚礁も近くにある。この3つをひとまとめにした、魚礁群とかんがえることができる。レクリエーショナルダイビングのゲストも、この三つのうちの二つを見ているようだ。
ドリームとタイヤを往復して、ドリームから浮上した。
午前の潜水は
潜水開始 1050 潜水時間 30分 浮上 1120 水温 15.8度
最大水深 23.6m 平均水深 16.8m
午後の潜水は、まず7台の設置カメラを回収した。問題なく全数が回収された。これも上からラインを引き上げながら荒川さんが下で作業をしてくれた。自分たちだけでもできるようにしなければいけないのだが。
全員が午前と同じ魚礁に潜ろうかともおもっていたのだが、ツアー的には、2回目のダイビングは、波佐間の売り物であり、魚も多い高根に潜水した。考えようによっては、自然礁との対比を見てゆくという事もできる。
僕はSEA&SEAのコンデジであるG1を持って行く。もう、いつ壊してもいい惜しげの無いカメラで、これまで調査の記録にはこれを使ってきた。そろそろフイルム時代のストックが切れてくるので、良いカメラで撮って補充したいのだが、あまり期待できるカメラではない。
2回目の潜水になると、体が慣れてきて、水中での動きは良くなる。しかし、タンクを背負って立ち上がりエントリーするのは辛い。四つん這いの体勢から、体を横転させて、飛び込む。潜降ロープまで泳いでゆくのがフィジカルロスなので、直ちに真下に潜り込んでゆく。頭を下にしたら、フィンで船底を蹴るようになったので、蹴って直線的に降りた。ウエイトは7キロのベスト、4キロのベルト、足に1.4だから、水深10mを超えると重くなる。
プライマリーコース的には、トリム姿勢で終始しなければいけないのだが、ドライスーツでは無理だ。冬は、50年以上やってきた、体に馴染んだスタイルで潜ることにしている。荒川さんも、僕と同じスタイルだ。暖かくなってウエットスーツになるまで、形を気にせずに楽なスタイルでゆくことにする。もちろん、できるだけ水平姿勢で中性浮力で浮いて移動する。ただ、カメラを構えて静止すると、フィンピボットの姿勢になってしまう。
魚が集まる岩の隙間に行く。イシダイかハタがいればいいのだが、ハタも小さいオオモンハタだが撮影する。そのへんで、SEA&SEAの電池が切れてしまった。フルチャージではなかったのか?仕方がないので、先には行かず、のんびり戻ってきて、荒川さんがかわいがっているコブダイの頼子を見て、、浮上した。
潜水開始 1405 潜水時間 30分 浮上 1440 水温 16.6度
最大水深 17,8m 平均水深 13.8m
戻ってのデーター整理
☆ソニーは水に入れるときに失敗で、シャッターが水中で切れていなかった。
それぞれ、船上でカメラを作動させ、垂直安定翼に取り付けて、海に入れるのだが、水面から沈んで、また、あとから潜って、きちんとするまでには時間がかかるので、それぞれのカメラが使える、安定した絵を映しだすまでの時間差がある。
☆ G0Proシルバーはドリームに載せた。日時合わせが狂っていたので、0942-1248のおよそ3時間撮影している。
☆コンツアーはドリームとタイヤの中間砂地で コブダイが一度だけ10時37分に写っていた。日付写しこみになってはいなかった。画質はきれいで、使い物になりそうだ。
☆AEE-1 1146 1107-1352 タイヤ魚礁の上に置かれていた。
☆AEE2まだ安定していない1040からイサキの群れが写る。
1056に安定 遠くにイサキの群れが、見えるようだが、ネンブツダイの群れかもしれない。1347に引き上げ。
このAEE2台はデーターも読みやすく画像もクリアーなので、この撮影にはAEE がベストだろう。
☆G0Pro2-A 1049に安定 タイヤ礁の上 AEE が見える AEEではGoProに写っていたネンブツダイの群れもイサキの群れも見えない。1250に終了
☆G0Pro2B 2つの魚礁の中間。
1039に安定 1331まで、2136枚で何もめぼしい魚は写っていない。
今回の撮影で、課題と解決方法を考えた。
次回は、船上では、カメラを取り付けないで、鉛入りの沈みラインの両端に標識ブイをつけて、まず。張ってしまう。つぎにウエイト付きの安定翼付きのかめらを持ってダイバーが潜っていき、ラインの目盛を見て所定の部分につけてゆく。0.5キロぐらいの沈みに調整してあるので、一人が楽に2台ずつ持って行ける。
ライン撮影とは別に、目視の観察もしておきたい。出現する魚の種類とおおよその数をカウントする。これは、各自がマスクマウントのカメラを着けて、撮影しながら作業をすればできる。
カメラも次回は日付が写し込めないG0Proは、マスクマウントに回して、日付が写し込める、AEEとSJをインターバルに使うことにしたい。SJ4000は、撮影時間が2時間ぎりぎりだが、二つの潜水の間を撮影するのだから、設置2時間でがまんすることにする。
水中で設置するときにシャッターをおすようにしたい。
1月12日 千葉県館山市の波佐間海中公園(旧友荒川さんがオーナーであるダイビングサービス水域の人工魚礁をリサーチするこれが4回目のツアー、水中科学協会の水中映像研究会が行っている。
北北西の季節風が強く、前夜、エンジントラブルで館山湾に仮泊していた5万トンのコンテナー船が、流されて座礁した。
実施が危ぶまれ、現地荒川さんも、須賀も迷ったが、なんとかできそうと実施に踏み切った。天候は快晴。
参加メンバー:山本徹、小俣、福田克之、清水まみ、そして須賀
今回の計画は、80mの鉛ロープに10m間隔で7台のインターバル(ウエアラブルカメラ) 撮影ポイントは、タイヤ魚礁から2m角型のコンクリートブロックを積み重ねた、ドリーム魚礁(レクリエーションの人気ポイント)の間40mにラインを設置する。
準備したカメラは、G0Pro2・2台、AEE・2台、G0Pro3・1台、ソニー・1台、コンツアー・1台、の計7台である。各カメラの性能チェックにもなる。他に、山本徹会長が棒カメラG0Pro3、マスクマウントG0Pro4,福田が、高性能のイオス1Dを手持ちで撮影した。須賀は1回めの潜水ではSJ4000を手持ちでさつえいし、設置したライン・カメラの状況撮影を行った。
潜水は可能であったが、ボートを動かしながら、80mのラインを伸ばしながら設置する事は難しかったので、タイヤ魚礁の上で2台をおろし、少し船を移動させて、ドリームの上に2台、その間に3台のようにラインを引いた。この設置については、荒川社長、ガイドの荻原くんが中心になって働き、山本、小俣、清水が手伝う形になった。
須賀、福田は船上でカメラのセットと繰り出しを担当し、その後で二人バディで潜水して須賀はラインの状況の撮影を行った。
前回は、各自の動きについての打ち合わせが不十分でチームとして満足できる潜水ではなかった。今回は、山本、小俣、清水の組と、福田、須賀のバディを明確に区別して、須賀、福田のバディは、須賀をキーにして、福田が付き添う形とした。
福田くんはイオス1Dを持って撮影しながらぼくをフォローする
タイヤ魚礁からロープを引いて、ドリーム魚礁で終えたのだから、潜水はドリームから入る。
ウエアラブルカメラをマスクマウントで撮影する予定だったが、マスクマウントのマスクのベルトが切れてしまっていた。このところ、その日一回目の潜水が不安定なので、カメラを持たずに、両手をフリーにして潜降したい。BC.のポケットにSJを入れておき、とりだして、ラインの状況を撮影調査する。
予想していたとおりに、ドリームに2台のカメラ(G0Pro3とソニー)が並んでしまっていて、ロープもコイルになってしまっている。2つのカメラを少し引き離して一台【ソニー】は砂の上に、G0Pro3は、魚礁の上におく。
ロープをたどって行けば、タイヤ魚礁に着く。
タイヤとドリーム 2つの魚礁は想像していたよりも近かった。これまで、タイヤ魚礁にも潜ったことがあるし、ドリームには、何回も潜っているが、2つを見通して潜ったことがない。もう一つ 大型のコンクリートブロックであるFP魚礁も近くにある。この3つをひとまとめにした、魚礁群とかんがえることができる。レクリエーショナルダイビングのゲストも、この三つのうちの二つを見ているようだ。
ドリームとタイヤを往復して、ドリームから浮上した。
午前の潜水は
潜水開始 1050 潜水時間 30分 浮上 1120 水温 15.8度
最大水深 23.6m 平均水深 16.8m
午後の潜水は、まず7台の設置カメラを回収した。問題なく全数が回収された。これも上からラインを引き上げながら荒川さんが下で作業をしてくれた。自分たちだけでもできるようにしなければいけないのだが。
全員が午前と同じ魚礁に潜ろうかともおもっていたのだが、ツアー的には、2回目のダイビングは、波佐間の売り物であり、魚も多い高根に潜水した。考えようによっては、自然礁との対比を見てゆくという事もできる。
僕はSEA&SEAのコンデジであるG1を持って行く。もう、いつ壊してもいい惜しげの無いカメラで、これまで調査の記録にはこれを使ってきた。そろそろフイルム時代のストックが切れてくるので、良いカメラで撮って補充したいのだが、あまり期待できるカメラではない。
2回目の潜水になると、体が慣れてきて、水中での動きは良くなる。しかし、タンクを背負って立ち上がりエントリーするのは辛い。四つん這いの体勢から、体を横転させて、飛び込む。潜降ロープまで泳いでゆくのがフィジカルロスなので、直ちに真下に潜り込んでゆく。頭を下にしたら、フィンで船底を蹴るようになったので、蹴って直線的に降りた。ウエイトは7キロのベスト、4キロのベルト、足に1.4だから、水深10mを超えると重くなる。
プライマリーコース的には、トリム姿勢で終始しなければいけないのだが、ドライスーツでは無理だ。冬は、50年以上やってきた、体に馴染んだスタイルで潜ることにしている。荒川さんも、僕と同じスタイルだ。暖かくなってウエットスーツになるまで、形を気にせずに楽なスタイルでゆくことにする。もちろん、できるだけ水平姿勢で中性浮力で浮いて移動する。ただ、カメラを構えて静止すると、フィンピボットの姿勢になってしまう。
魚が集まる岩の隙間に行く。イシダイかハタがいればいいのだが、ハタも小さいオオモンハタだが撮影する。そのへんで、SEA&SEAの電池が切れてしまった。フルチャージではなかったのか?仕方がないので、先には行かず、のんびり戻ってきて、荒川さんがかわいがっているコブダイの頼子を見て、、浮上した。
潜水開始 1405 潜水時間 30分 浮上 1440 水温 16.6度
最大水深 17,8m 平均水深 13.8m
戻ってのデーター整理
☆ソニーは水に入れるときに失敗で、シャッターが水中で切れていなかった。
それぞれ、船上でカメラを作動させ、垂直安定翼に取り付けて、海に入れるのだが、水面から沈んで、また、あとから潜って、きちんとするまでには時間がかかるので、それぞれのカメラが使える、安定した絵を映しだすまでの時間差がある。
☆ G0Proシルバーはドリームに載せた。日時合わせが狂っていたので、0942-1248のおよそ3時間撮影している。
☆コンツアーはドリームとタイヤの中間砂地で コブダイが一度だけ10時37分に写っていた。日付写しこみになってはいなかった。画質はきれいで、使い物になりそうだ。
☆AEE-1 1146 1107-1352 タイヤ魚礁の上に置かれていた。
☆AEE2まだ安定していない1040からイサキの群れが写る。
1056に安定 遠くにイサキの群れが、見えるようだが、ネンブツダイの群れかもしれない。1347に引き上げ。
このAEE2台はデーターも読みやすく画像もクリアーなので、この撮影にはAEE がベストだろう。
☆G0Pro2-A 1049に安定 タイヤ礁の上 AEE が見える AEEではGoProに写っていたネンブツダイの群れもイサキの群れも見えない。1250に終了
☆G0Pro2B 2つの魚礁の中間。
1039に安定 1331まで、2136枚で何もめぼしい魚は写っていない。
今回の撮影で、課題と解決方法を考えた。
次回は、船上では、カメラを取り付けないで、鉛入りの沈みラインの両端に標識ブイをつけて、まず。張ってしまう。つぎにウエイト付きの安定翼付きのかめらを持ってダイバーが潜っていき、ラインの目盛を見て所定の部分につけてゆく。0.5キロぐらいの沈みに調整してあるので、一人が楽に2台ずつ持って行ける。
ライン撮影とは別に、目視の観察もしておきたい。出現する魚の種類とおおよその数をカウントする。これは、各自がマスクマウントのカメラを着けて、撮影しながら作業をすればできる。
カメラも次回は日付が写し込めないG0Proは、マスクマウントに回して、日付が写し込める、AEEとSJをインターバルに使うことにしたい。SJ4000は、撮影時間が2時間ぎりぎりだが、二つの潜水の間を撮影するのだから、設置2時間でがまんすることにする。
水中で設置するときにシャッターをおすようにしたい。