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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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12日の人工魚礁調査のことを書いているのだが、とてものことではまとまらない。待って載せるのではブログが開いてしまう。

 もういくつか寝ると、戸籍上の誕生日で満80歳になる。もうここまで生きてくると、生き方のスタイルも、ダイビングのスタイルも変えることは難しい。ダイビングについて言えば、スタイルを変えることは危ないかもしれない。この何年か、自分のスタイルを今のスタイルにあわせようと努力を重ねた。当然、下手くそだし、ちょっと気を許すと、トレーニングの成果が消えてしまう。もうこのまま、最後まで行こう。細かい手直しはするし、新しいスタイルのトレーニングも死ぬまで続けるけれど、基本的には、生き方を変えられないように、ダイビングも変えられない。これで60年水中で生きてきた。

 重いタンクを背負い、ドライスーツで体を固めて、12キロのウエイトを背負って、エントリーとエキジットがつらい。本来、バディは、水面で互いを確認しあって、それから、フットファーストで潜降する。穏やかな南の海で、浮いていることが極楽だったら、それでいい。今、僕のフィールドにしている、房総半島の海は、水面は極楽ではない。波が高ければ、流れが早ければ地獄のようなものだ。そこをできるだけ素早く通り抜けてしまおう。津波てんでんこのように、それぞれが切り抜けた、底で待ち合わせることにした。と言って、30とか40mではそんなことはできない。苦しくても潜降索にたどり着いて伝わってゆく。

話をダイビングから生き方にもどして、生き方もまっすぐに潜降、自分の生きられるようにしか生きられない。自分の生きる道が尽きれば、いろいろ言っても仕方がない。道の行き止まりを確認して、終わればいい。
 

また、話をダイビングにもどして、12日、館山の波佐間で潜った時、一緒に潜ってくれた福田克之君が、おそらく、現時点で最高の性能であろう、キャノン、イオス7Dで僕をフォローしてくれた。動画から好きな部分を静止画で取り出せば、4Kの映像だから、気持ちのいいスチルになる。まっしぐらに潜ってゆく姿に見えて、気持ちがいい。水の色も本当の色とは思えない。

本当の色は、こちら、GoPro2の色だ。



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