5月24日、お台場潜水の日
朝起きての慢性的な筋肉疲労は、高齢のために筋肉が霜降り状態になったからか?しかし、トレーニングをやめたら、潜水から撤収しなければならなくなるので、疲労は関係ない。
今日は人数が多い。中村武弘君、お父さんは帆船の写真で有名な中村庸夫さんだ。もちろん、中村武弘君もカメラマンであり、立ち居振る舞いから見て、いいカメラマンだとわかる。「お父さんは、元気ですか?」「元気です」「それは良かった。よろしく伝えてください。」なんて社交辞令を言ったが、考えてみると同じ中村でも征夫さんとは親しいが、庸夫さんとは、海の世界の編集部でばったりあって意気投合して30分ぐらい話しただけ。海の世界といってももう知らない人が大多数名くらい、昔の雑誌だ。だから、一度だけあったのは40年ぐらい前だろう。武弘君が生まれていない前だろう。でも、遠い記憶の中にある風貌がちょっとにている。
お台場のど真ん中に、ドーンとクレーン台船が浮いている。管理事務所に挨拶にいった時に聞くと、ドラゴンボートレースだという。そういえばドラゴンボートの季節だ。それにしても、昔はこんな台船を浮かべていたりはしなかった。それに警戒船が3隻も走り回っている。ドラゴンボートは、走るコースが決まっているから怖くないが、警戒船は怖い。前に何か泳ぐ大会の時には、警戒に当たっていたジエットボートが接近して来て危なかった。何を警戒するんだ。ばかみたい。といっても仕方がないので、こっちはゴムボーとで、警戒船を警戒する。
僕の今日の目標は、TG-2のチューニング、フィッシュアイのGPRO のマクロレンズのテストである。
水温は20度、そろそろウエットでもいいのだが、ウエットがちじんで、苦しいだろう。身体をいじめてトレーニングするのだから、ドライスーツで通している。7月の豊潮丸はウエットにして、それまでドライにしておけば、ウエットの動きがよくなるだろう。それにしても、今度の辰巳で誰かに採寸してもらおう。
そして、今日の僕の忘れ物は、レッグウエイトだ。まあ、なくても沈むだろう。
10時37分潜水開始、水温は21度、11時5分潜水終了
透明度が悪いことは、この時期、当然のことなのだが、浅いところ、水深2m以浅、岩があって魚が見られるところは、ダイコンの表示が読めないくらいだ。カメラを二つ持って、水深1.5mで姿勢が保持できない。年々、衰えて行くバランス感覚、去年まではこんなことは無かった?足が浮いてしまう。立ち上がって足の空気を腕から抜こう。立ち上がろうとするが立ち上がれない。上半身が起きないのだ。レッグウエイトを着けていない。僕は手袋をしていないので、手を着いて立ち上がることができない。しばらく転げて、何とか立ち上がり、腕のバルブから水が入ってくるほど、空気を抜いた。それでも安定しないのであきらめて、少し深く降る。水深3.8mというダイコンの読みが見えるくらいには透視度が良くなっているが、上が濁っているから、ライトが無いと暗い。水深3mになると体も安定して水平姿勢がとれる。
清水まみ は、この浅いところで、サブに持って行ったTG-2を失くした。大きなプロ用の一眼レフ、二つのストロボをカニの鋏のように両側に着けている、タカアシガニ(と本人がいっている)では、この透明度では何も見えないので、サブのTG2を取り出して、撮影した。何かに、多分タカアシガニに気をとられたのだろう。TG-2を底に置いた。もうどこにあるかわからない。
彼女はいったん、タカアシガニを上に置き、潜りなおして、30分でTG-2発見、足を着いたら見えなくなるところで、水平姿勢で捜索した。すごい技術の向上になったとおもう。どんどん、転げ落ちる僕の技術を完全に抜き去った。
しかし、お昼の時、まみがいない。タカアシガニはベースに置いてある。だから、上にいるはずだ。この前、初級者だなんていうな、真剣に写真を撮れ、などと、要らないことを言ったので、機嫌が悪くなったのかと心配した。探しに行くときには誰かに告げて行くように。しかし、三ツ橋がゴムボートで見張っていたから、彼女は知っていたのかもしれない。
僕は、水深3mで、左手にGoProのポールカメラ、右手にTG-2を持って海底のヘドロの上一面にいるマハゼの稚魚を撮影した。ポールカメラは2mと長いので、置いてもなくす心配はないが、それでも左手で持つ。右手だけで、TG-2を保持すると、右手の親指が操作部分に当たってしまって、ボタンをおしてしまう。シャッターがセルフタイマーに代わって、落ちなかったり、ビデオが廻ったり、SUN が変わって、猫の画が出ていたりする。それを元にもどすのは、この状況では、大変な手間だ。ヘドロの上空20cm、水平姿勢を維持して、右手だけで操作する状況は、オリンパスの設計デザイナーには想定外だろう。そして、ワイドコンバージョンの取り外しは、簡単に落ちる。やはり、清水君が、お台場でワイコンを落としたと言っていた。落し物は(清水サルベージへ、だけど、見つかったのか?
いろんなボタンを無差別に押したためか、水面に上がってから、フリーズした。同じ経験があるという米沢君と二人で、電池を抜いてみたり、いろいろ、弄り回していたらなぜか復活した。しかし、このフリーズが水中で起こるならば、このカメラはメインとしては使えない。
TG-2で撮影した マハゼの稚魚
この透視度ではチューニングも何もない。カスタムに設定すれば、親指で押しても、設定は変わらないのか、説明書では不明、
二本目の潜水は、GOPROのマクロレンズのてすと。このレンズはフィッシュアイの製品だ。
棒の先にはつけないで、フリーズしているTG-2の代わりにライトステイにつけた。このステイも、一灯ではなくて、両側に着ければいいのだが、横着した。結果は、2灯つければよいことが歴然だ。撮影距離は、5cm-10cmだ。
マハゼの稚魚が、まずます、シャープに撮れたので、使えると思う。バーンドアになっているので、使い分けが容易で良いと思う。しかし、カメラへの取り付けをフィルターキットを買わないとできない。ワイコンだけの取り付け金具を作って付属させないと、なんとなく騙された気持ちになる。
そして、その不要に買ったフィルターだけれど、何のために使うのか、不明。僕はフィルターワークが苦手なので、わからないのかもしれないが、少なくとも、本州沿岸の海の中で使うことはなさそう。透明度の良い海で、強烈なライトを使うときならば、使えるのかもしれない。邪魔になるので取り外そうかどうか思案中。取り外せば、二度と着けることは無いだろうから、捨てることになる。
朝起きての慢性的な筋肉疲労は、高齢のために筋肉が霜降り状態になったからか?しかし、トレーニングをやめたら、潜水から撤収しなければならなくなるので、疲労は関係ない。
今日は人数が多い。中村武弘君、お父さんは帆船の写真で有名な中村庸夫さんだ。もちろん、中村武弘君もカメラマンであり、立ち居振る舞いから見て、いいカメラマンだとわかる。「お父さんは、元気ですか?」「元気です」「それは良かった。よろしく伝えてください。」なんて社交辞令を言ったが、考えてみると同じ中村でも征夫さんとは親しいが、庸夫さんとは、海の世界の編集部でばったりあって意気投合して30分ぐらい話しただけ。海の世界といってももう知らない人が大多数名くらい、昔の雑誌だ。だから、一度だけあったのは40年ぐらい前だろう。武弘君が生まれていない前だろう。でも、遠い記憶の中にある風貌がちょっとにている。
お台場のど真ん中に、ドーンとクレーン台船が浮いている。管理事務所に挨拶にいった時に聞くと、ドラゴンボートレースだという。そういえばドラゴンボートの季節だ。それにしても、昔はこんな台船を浮かべていたりはしなかった。それに警戒船が3隻も走り回っている。ドラゴンボートは、走るコースが決まっているから怖くないが、警戒船は怖い。前に何か泳ぐ大会の時には、警戒に当たっていたジエットボートが接近して来て危なかった。何を警戒するんだ。ばかみたい。といっても仕方がないので、こっちはゴムボーとで、警戒船を警戒する。
僕の今日の目標は、TG-2のチューニング、フィッシュアイのGPRO のマクロレンズのテストである。
水温は20度、そろそろウエットでもいいのだが、ウエットがちじんで、苦しいだろう。身体をいじめてトレーニングするのだから、ドライスーツで通している。7月の豊潮丸はウエットにして、それまでドライにしておけば、ウエットの動きがよくなるだろう。それにしても、今度の辰巳で誰かに採寸してもらおう。
そして、今日の僕の忘れ物は、レッグウエイトだ。まあ、なくても沈むだろう。
10時37分潜水開始、水温は21度、11時5分潜水終了
透明度が悪いことは、この時期、当然のことなのだが、浅いところ、水深2m以浅、岩があって魚が見られるところは、ダイコンの表示が読めないくらいだ。カメラを二つ持って、水深1.5mで姿勢が保持できない。年々、衰えて行くバランス感覚、去年まではこんなことは無かった?足が浮いてしまう。立ち上がって足の空気を腕から抜こう。立ち上がろうとするが立ち上がれない。上半身が起きないのだ。レッグウエイトを着けていない。僕は手袋をしていないので、手を着いて立ち上がることができない。しばらく転げて、何とか立ち上がり、腕のバルブから水が入ってくるほど、空気を抜いた。それでも安定しないのであきらめて、少し深く降る。水深3.8mというダイコンの読みが見えるくらいには透視度が良くなっているが、上が濁っているから、ライトが無いと暗い。水深3mになると体も安定して水平姿勢がとれる。
清水まみ は、この浅いところで、サブに持って行ったTG-2を失くした。大きなプロ用の一眼レフ、二つのストロボをカニの鋏のように両側に着けている、タカアシガニ(と本人がいっている)では、この透明度では何も見えないので、サブのTG2を取り出して、撮影した。何かに、多分タカアシガニに気をとられたのだろう。TG-2を底に置いた。もうどこにあるかわからない。
彼女はいったん、タカアシガニを上に置き、潜りなおして、30分でTG-2発見、足を着いたら見えなくなるところで、水平姿勢で捜索した。すごい技術の向上になったとおもう。どんどん、転げ落ちる僕の技術を完全に抜き去った。
しかし、お昼の時、まみがいない。タカアシガニはベースに置いてある。だから、上にいるはずだ。この前、初級者だなんていうな、真剣に写真を撮れ、などと、要らないことを言ったので、機嫌が悪くなったのかと心配した。探しに行くときには誰かに告げて行くように。しかし、三ツ橋がゴムボートで見張っていたから、彼女は知っていたのかもしれない。
僕は、水深3mで、左手にGoProのポールカメラ、右手にTG-2を持って海底のヘドロの上一面にいるマハゼの稚魚を撮影した。ポールカメラは2mと長いので、置いてもなくす心配はないが、それでも左手で持つ。右手だけで、TG-2を保持すると、右手の親指が操作部分に当たってしまって、ボタンをおしてしまう。シャッターがセルフタイマーに代わって、落ちなかったり、ビデオが廻ったり、SUN が変わって、猫の画が出ていたりする。それを元にもどすのは、この状況では、大変な手間だ。ヘドロの上空20cm、水平姿勢を維持して、右手だけで操作する状況は、オリンパスの設計デザイナーには想定外だろう。そして、ワイドコンバージョンの取り外しは、簡単に落ちる。やはり、清水君が、お台場でワイコンを落としたと言っていた。落し物は(清水サルベージへ、だけど、見つかったのか?
いろんなボタンを無差別に押したためか、水面に上がってから、フリーズした。同じ経験があるという米沢君と二人で、電池を抜いてみたり、いろいろ、弄り回していたらなぜか復活した。しかし、このフリーズが水中で起こるならば、このカメラはメインとしては使えない。
TG-2で撮影した マハゼの稚魚
この透視度ではチューニングも何もない。カスタムに設定すれば、親指で押しても、設定は変わらないのか、説明書では不明、
二本目の潜水は、GOPROのマクロレンズのてすと。このレンズはフィッシュアイの製品だ。
棒の先にはつけないで、フリーズしているTG-2の代わりにライトステイにつけた。このステイも、一灯ではなくて、両側に着ければいいのだが、横着した。結果は、2灯つければよいことが歴然だ。撮影距離は、5cm-10cmだ。
マハゼの稚魚が、まずます、シャープに撮れたので、使えると思う。バーンドアになっているので、使い分けが容易で良いと思う。しかし、カメラへの取り付けをフィルターキットを買わないとできない。ワイコンだけの取り付け金具を作って付属させないと、なんとなく騙された気持ちになる。
そして、その不要に買ったフィルターだけれど、何のために使うのか、不明。僕はフィルターワークが苦手なので、わからないのかもしれないが、少なくとも、本州沿岸の海の中で使うことはなさそう。透明度の良い海で、強烈なライトを使うときならば、使えるのかもしれない。邪魔になるので取り外そうかどうか思案中。取り外せば、二度と着けることは無いだろうから、捨てることになる。