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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0522  水中映像研究会

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 5月21日 JAUS水中映像研究会の新たな発足、ウエアラブルカメラ研究会として、2012年にはじめて、2013年、昨年ですが、フォーラム、そして2月のシンポジウムに映像の発表を行い。好評を得ることができた。2月のシンポジウムの福田君の発表が、月刊ダイバーの渡井さんが聞きに来てくれていて、月刊ダイバーに「ウエアラブルカメラ大研究」を載せてもらうことができて、せっかく宣伝になったのに、水中映像になるとは。ウエアラブルカメラももちろん、研究を進めるが、やはり水中映像の中の一つの道具と位置付けて、今度のJAUSレポートにウエアラブルカメラ撮影マニュアルとして発表する、一つの形として残すことができたことを成果として、その先へ進もう。これは、僕が出した意見ではなく、みんなの意見、流れでこうなった。
そしてその発足の第一回目のミーティングが、21日、吉田君のミーティングルームを借りて、行う運びとなった。

まず、代表を決めなくてはならない。新しい出発なのだから、もはや過去の人、カッコよく言えばレジェンドの須賀が根回しなどしてはいけない。だから、何にも考えないで、いろいろ候補が上がったり辞退したり、めんどうだからジャンケンで決めたらと、僕がめちゃくちゃなことを言ったら、山本徹さんが、「僕が引き受けます」と言ってくれて、理想的な展開となった。

        山本会長

 でも本当に、スタートとしては、理想的な集まりとなった。何もわからないうちに出来上がって行くのがいい。福ちゃん(福田克之君)は、実質的にはプロだし、技術の中心になってくれるだろう。新たに会員に強制的に連行された鹿島さんも鋭いし、理事にしようとおもっていた斎藤真由美、理事よりもダンサーとして大成したいらしく、断られたが、ならば水中ダンサーとして第一人者になれ、映像カメラの長い経験がある増井さん、山本さんとどちらが会長になっても良かったのだが。そして、これまで倉田君が実質的なリーダーだったのだが、今度プライマリーコースの講師として理事になることもあり二股はかけさせたくない。マクロの世界にはまっているから、その方面でやれば良い。まだまだ、今回出て来られなかった中心的な人も10指を数えるし、この研究会が何なのかわからない人も多数いることだから、旗色をはっきりさせることによって、この旗の下に集まってきてくれるだろう。


最後になるけれど、僕が夢を託す金丸雄一監督、この人は本当のプロの監督、プロデューサーであり、つい先ごろ「100年時計」と言う映画を制作し、評判をとった。ぼくとの付き合いは、日本潜水会に顔をだし、今は無くなってしまった後藤道夫の、真鶴での1960年代のダイビングと撮影と友情の夢を、なんとV6 を主役にして、DVD クリップにしたことから始まった。今は海女さんの映画を撮ろうとしているらしく、そして、この半年、辰巳にきてスキンダイビングにこっている。これから、水中をテーマにした映像をどんどん出して行く監督だ。

    百年時計 コトデンの瓦せんべい。このところみんなに配ってくれている

他にも、水中撮影の売れっ子になっていて、なんだかどこかのセノーテに潜りに行っている中川隆もいるし、大西も居る。二人はぼくの夢に尽力しなければならない義務(義理)がある。
監督と会長に夢を託した。夢だから、もちろん実現しない可能性大だし、実現した時の形は、まるで違っているかもしれないけれど、とにかく夢を。
僕の夢は、会員のそれぞれが自分のテーマで良い映像を作ることだ。本気になってやらなくてはいけない。遊びだから本気になる。そして、本当のプロと一緒になにかをつくる経験をする。若い人がこの中からプロになって行くこともあるだろう。
とにかく、水中映像では、トップをめざす。現在でも、個々にはトップなのだから、その個々が本気になって参加してくれれば、それでもうトップなのだ。ぼくだって、つい10年前までは、20年かな?水中映像の世界では、トップを走ってきた。力尽きて金のあるNHKに抜かれたぐらいに思っている。ここから目指すのもトップであって、初心者も大きな顔をして参加が出来るグループだ。じじつ映像の初心者が大きな顔をして、つまり溶け込んで、和気藹々とやっている。それがJAUSの売りだと思う。売りにして行く。
 とりあえずは、監督に託して、「さあ、これでどうだ」という映像をつくる。もう、ロケが決まっていて、(先の短い僕は急ぐ)テーマは水中アクションとしてのフリスビーの完成だ。魅力的なスイマーが多数いる。優雅に泳ぐのも美しいけれど、ダッシュする姿も美しい。アクションとして、型を作り組み立てれば、見ものになる。そして、水中で泳ぐこと、自由に飛ぶことのトレーニングになる。水中での美しい身のこなしのトレーニングになる。
 水中映像で、いい作品を作りたい人是非おいでください。
 20年後、僕が居なくなってずいぶん後かもしれないけれど、何かになっている。はず。

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