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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0510 横須賀 JAMSTEC &三笠

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 横須賀、JAMSTEC、海洋研究開発機構の一般開放日。種市高校の下川先生、横羽先生がヘルメット式潜水の実演を僕たちのホームプールである訓練プールでやるという、ことなので、行くことにした。同行は、石川さん、広田あゆみさん、足立先生、金丸さん、まみさん、三ツ橋さん、山本さん、増井さん、自分も入れて10人だ。


 こういう独立行政法人の一般公開は、無料出し、楽しく新しい知識を得ることができ、実物に触れることができるから人気が高い。5月の快晴の土曜日だ。

 克明に全部みてまわる時間はない。
 この頃は槍のグソクムシのタッチプール、子供にも大人にも人気だ。


 自分たちのプールのようなところで、ヘルメットの演技をみる。すたれ行くヘルメット式潜水機だが、送気式の潜水のトレーニング用としては、とてもいいと思う。そして、他には、潜水を正規に教えるところがないから、種市高校はこれ、南部もぐりで売出し中だ。

 今年の秋、10月か11月に、この種市高校へ行き、ヘルメット式体験のツアーを計画している。こちらもプライマリープログラム験を先生たちに教えたい。
 その打ち合わせと言うか、申し入れをした。
 名残惜しいけれど、この研修プールは今年いっぱいで取り壊される。JAMSTECは、すでに有人潜水からは撤退を決めていて,しんかい6500とか、無人探査機などに力を移してしまっている。
 僕たちJAUSももう10年早くスタートしていれば、このプールを使う組織として、繋ぐことができたかもしれない。大学のクラブの合宿場としては最高なのだが、それとは反対の方向、関東学生連盟はダイビングショップの走狗と成り下がろうとしている。まあ、芝浦工大、中央、法政、学習院、顧問―監督―コーチのしっかりしているところは、大丈夫で、今度のシンポジウムで監督の対談を予定している。テーマは学生のダイビングはどうあるべきか、その教育効果、その安全確保などなどである。自分は自分の道を歩むしかない。それにしても、JAUSの立ち上がりが遅かった。定年で退いてしまった米倉君にもずいぶん骨を折ってもらって頑張ったのだが、力が足りなかった。
 今季は7月と8月を予定しているが,おなごりで、9-10-11も使ってプライマリーの最後をやろう。そのうちあわせもした。

 JAMSTECは、自立型無人探査機に力を入れていて、「うらしま」「じんべい」「おとひめ」「ゆめいるか」4基も持っている。
 これは、最大の「うらしま」

 
 三笠公園で、カレーのフェスティバルをやっているので、昼食はそれにしようと、JAMSTECを後にして、走った。
 ここも、すごい人出だ。カレーは人気がある。僕たちはかなり歩いて、会場の端まで行き、500円で4種類のカレーが食べられるカレーバイキングを食べた。ずいぶん並んでいる。
 真ん中にライスがあり、周囲に4ッつの区分けのある皿で、20店ぐらいテントを並べているカレーやさんからカレーを入れてもらう。かなりヒット企画だ。
 4種類のカレーは、微妙に味は異なるが、どれも同じ横須賀海軍カレーの味?がして、おいしかった。


 戦艦三笠、誰でも知っている日露戦争、日本海海戦の旗艦だ。
 小学校の遠足できたことがある。それから70年だ。三笠がここに据え付けられてから、86年、歳月、年齢、感慨にふけってしまう。


 僕の好きな文章「連合艦隊解散の辞」が全文掲載されていたので、ガイドブックを買った。古文調なので、うまく書き写せないが、その終わりの部分
「神明は、ただ平素の鍛錬につとめ、戦わずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授けると同時に、一勝に満足して、治平に安んずる者より、直ちにこれを奪う。古人曰く、勝って兜の緒をしめよと」全体的に好きな文章で、秋山真之が書いたともいわれ、時のアメリカ大統領、セオドアルーズベルトがこれに感動して、英訳して、アメリカ海軍軍人に配布したと言われている。


 たくさん歩いて、疲れた日だ。

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