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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0327 正論

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 今、一番関心の高いこと。これは全国民ほぼ同じだろう。放射能汚染、中国との争い、日本経済はどうなるのか、単純にデフレ政策で蘇るのか。僕にとっては、スポーツと体罰 

雑誌、「正論」産経新聞社 を少し前にかった。中国との争い、スポーツと体罰について書いている。タイトルを見ただけで、僕とは対極にあることがわかる。だからこそ買った。☆総力特集「日中開戦に備えよ」勝算我にあり:石原慎太郎、田母神俊雄 織田邦男 ☆「子供は体罰を受ける権利がある」戸塚宏
 雑誌として、売れそうなテーマであり商売として賢い。しかし、産経新聞、フジサンケイグループが本気にこんなことをかんがえているのだろうか。読んでみた。戦争について、僕が知りたかったことは、日本の沿岸各地に並んでいる原発のことだ。
 昨日だったか、沼津から大瀬崎に向かう道路の脇の海で小型の潜水艦が浮上するのを見た。沼津の港に入港するのだろうか、舳先が水を突き破るようにでてきて、やがて水平に浮き、中から乗組員が次々にでてきた。どこの潜水艦だろうと思った。小さい、50トンぐらいの潜水艦だった。明け方の夢で見た潜水艦だ。
 あの潜水艦がミサイルを撃ちそれが原発にあたれば、それを防御する術があるのか、それでも大丈夫なように原発は作られているのだろうか。そのことについて、なにも書いていなかった。書いていないと言うことは想定外なのだろう。想定外のことを心配しては、戦争はできない。
 戦争についての正論の記事は、ポーカーゲームのような考えで、こちらはスリーカードを持っている。中国はツーペアーで、こちらがスリーカードと知っているから、オープンしないだろう。向こうがスリーカードになると危ないから、それまでにストレートを作っておこうということだった。ストレートを作るためにはお金が掛かるが、それは、軍需産業として、中小企業にも仕事が回ってくるから景気がよくなるという。
 アジアの国々と日本とのかかわりも問題である。50年後には、日本はアジア諸国と経済的に肩を並べる、あるいは下につく。歴史について考えれば、日本は朝鮮半島、中国の一部を満州国として植民地化した。アジアの国々の国土の上で戦い、あるところでは残虐と言われる殺人をやった。人数の大小ではない、その国の歴史として教えられるようなことをやった。その国の国土の上で戦った。日本の国土の上での戦い、本土決戦は無かった。沖縄については、戦争中の軍隊が本土と同じ意識をもっていたかどうか疑わしい。歴史的必然といえばいえるだろうが、それは日本の歴史であり、植民地化された国の歴史では必然ではありえない。もしも、日本が人間が棲めない国になったならば、その可能性はあるのだが、日本民族は、アジアに拡散して行かなくてはならない。少なくとも戦争している場合ではない。国を守ることは否定しない。国防軍は必要であり、精鋭であってほしい。こちらからは攻撃せず、攻撃されて死んでゆく覚悟ができた精鋭であってほしい。それで、日本が世界の国から称賛されるならば、日本は勝ちだ。
 戸塚さんについて、昔の彼の書いたこと、人間、12歳までに死ぬ思いのシュミレーションが必要という意見には賛成だった。彼は正しかったがアシスタントが暴走したのだと僕は思っていた。しかし、これを読むと、やはり、彼も暴走していたのだとわかった。年をとり、穏やかな顔になるかとおもったが、前よりも人相が悪くなっていた。
 野口健という人も体罰賛成の論陣を張っている。この人、子供たちのキャンプをやっていて、スノーケリングだがスキンダイビングもやっていたと思う。
 しごき、体罰について、このごろ考え続けている。日体協から、指導員のための機関紙、スポーツジャパンが送られてきて、当然だけど、体罰禁止のキャンペーンのようだ。

 

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