お願い。
前にもフェイスブック、そしてこのブログでも書いてお願いしたのですが、長野県でのダイビング応用の小学生の水泳練習やっておられるとのこと、今年の夏は絶対に見学に行きたいと思っていて、その企画書を持って居てなくしてしまいました。同時に、住所とお名前の書かれている封筒をなくしてしまって、まだ見つかりません。再度連絡いただけるようお願いいたします。
北海道、札幌、ポセイドンの工藤和由君と、潜水士の受験テキストを書いている。
受験参考書であるから、国家試験の問題、その解答が重要で、売り物でもあるが、よりわかりやすく、そして、せっかくの受験だから、この機会に、潜水についての基本的な知識をしっかりと覚えてもらえるようなテキストにもしたいと思っている。
実は、受験の頭に出てくる物理学などは、実際の潜水では直接にはかかわりなく、受験にだけ必要な知識なのかもしれない。しかし、知っておかなくてはいけないことであることはまちがいない。
これからしばらく、潜水士の問題とか回答についてこのブログでも書いてゆく。
出版する本の下書き部分の転用でもある。
ブログのコメントに、「パスカルの定理ではなくて、パスカルの原則です」と、指摘された。どこかでパスカルの定理と書いたらしい。もしかして、最新ダイビング用語事典ではないかと、焦って見直した。パスカルの法則としている。これは潜水士テキストの表現にならったものだ。定理、公式というと数学になってしまう。僕たちに身近な定理としては、ピタゴラスの定理ぐらいだが、定まったことという意味で使いがちだし、僕も使ったかもしれない。
ウィキでは、パスカルの原理である。
コメントをしてくれた方、ありがとうごございました。これで今後不用意に定理と言わなくなるでしょう。
さてそのパスカルの法則だが、最新ダイビング用語事典(日本水中科学協会編)では、
パスカルの法則 流体内の圧力の伝達
「気体は圧縮されるが液体は圧縮されない。圧縮されないから容積は変えずに、加えられた圧力と同じ圧力になる。密閉した容器内の静止流体の任意の一点に圧力を加えると、容器内の液体のすべての部分が、加えられた圧力と等しくなる。つまり、容器内の液体すべてにその圧力が伝達される。」
ちょっと固い。今度の潜水士参考書の囲み記事で、
「地球上にあるものは、形のあるもの(固体)と形のないもの(流体)に分けられます。さらに流体は液体と気体に分けられます。形のあるものは形が壊れますが、形のない流体は壊れません。流体は形がありませんから、容器に入れなければ手にすることも扱うこともできません。水はバケツに入れて運びますし、空気は高圧容器、ボンベに入れて運びます。気体は圧力をかけると小さくなります。小さな容器の中に圧縮して大量の空気を詰め込むことができます。圧力を取り去ると元の大きさに膨張します。一方、液体は圧縮することができません。圧しても元の大きさのままです。圧縮されないので、圧している力と同じ圧力になります。これがパスカルの法則です。水面近くの水は、どこをとっても、大気圧と同じですし、水深10mの水は、どこでも、すべて2気圧(水の重さ+大気の重さ)になっています。水深計がどちらを向けても同じ水深を示すのはこのためです。
ビニール袋の中に水を入れて、100mに沈めます。袋の大きさは変わらないで、袋の中の水は、11気圧になっています。人間の体を液体の入った袋だと考えると、100m潜ったダイバーの体の中の液体、つまり人間そのものが11気圧になっています。」
「圧力が伝達される」という表現と、「同じ圧力」になってしまうという表現のちがい、圧力は伝達されるものだから、これで良いのだろうが、こういう表現をしている資料はないので、これでよいのか、ちょっと心配になった。ダイバーは水中にいるから、すなわち圧力の中にいて、耳などに圧力を生で感じているから、伝達されるという表現よりも、同じ圧力になったという表現の方が親しみやすい。
これとは別に、重いものを持ち上げる油圧ジャッキなどで、油圧ポンプを動かしていると、液体も圧縮されているように感じてしまう。
ところでウィキを見たら、「パスカルの原理(英語:Pascal's principle)は、ブレーズ・パスカルによる「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力[1]をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」[出典 1]という流体静力学における基本原理である。」
前にもフェイスブック、そしてこのブログでも書いてお願いしたのですが、長野県でのダイビング応用の小学生の水泳練習やっておられるとのこと、今年の夏は絶対に見学に行きたいと思っていて、その企画書を持って居てなくしてしまいました。同時に、住所とお名前の書かれている封筒をなくしてしまって、まだ見つかりません。再度連絡いただけるようお願いいたします。
北海道、札幌、ポセイドンの工藤和由君と、潜水士の受験テキストを書いている。
受験参考書であるから、国家試験の問題、その解答が重要で、売り物でもあるが、よりわかりやすく、そして、せっかくの受験だから、この機会に、潜水についての基本的な知識をしっかりと覚えてもらえるようなテキストにもしたいと思っている。
実は、受験の頭に出てくる物理学などは、実際の潜水では直接にはかかわりなく、受験にだけ必要な知識なのかもしれない。しかし、知っておかなくてはいけないことであることはまちがいない。
これからしばらく、潜水士の問題とか回答についてこのブログでも書いてゆく。
出版する本の下書き部分の転用でもある。
ブログのコメントに、「パスカルの定理ではなくて、パスカルの原則です」と、指摘された。どこかでパスカルの定理と書いたらしい。もしかして、最新ダイビング用語事典ではないかと、焦って見直した。パスカルの法則としている。これは潜水士テキストの表現にならったものだ。定理、公式というと数学になってしまう。僕たちに身近な定理としては、ピタゴラスの定理ぐらいだが、定まったことという意味で使いがちだし、僕も使ったかもしれない。
ウィキでは、パスカルの原理である。
コメントをしてくれた方、ありがとうごございました。これで今後不用意に定理と言わなくなるでしょう。
さてそのパスカルの法則だが、最新ダイビング用語事典(日本水中科学協会編)では、
パスカルの法則 流体内の圧力の伝達
「気体は圧縮されるが液体は圧縮されない。圧縮されないから容積は変えずに、加えられた圧力と同じ圧力になる。密閉した容器内の静止流体の任意の一点に圧力を加えると、容器内の液体のすべての部分が、加えられた圧力と等しくなる。つまり、容器内の液体すべてにその圧力が伝達される。」
ちょっと固い。今度の潜水士参考書の囲み記事で、
「地球上にあるものは、形のあるもの(固体)と形のないもの(流体)に分けられます。さらに流体は液体と気体に分けられます。形のあるものは形が壊れますが、形のない流体は壊れません。流体は形がありませんから、容器に入れなければ手にすることも扱うこともできません。水はバケツに入れて運びますし、空気は高圧容器、ボンベに入れて運びます。気体は圧力をかけると小さくなります。小さな容器の中に圧縮して大量の空気を詰め込むことができます。圧力を取り去ると元の大きさに膨張します。一方、液体は圧縮することができません。圧しても元の大きさのままです。圧縮されないので、圧している力と同じ圧力になります。これがパスカルの法則です。水面近くの水は、どこをとっても、大気圧と同じですし、水深10mの水は、どこでも、すべて2気圧(水の重さ+大気の重さ)になっています。水深計がどちらを向けても同じ水深を示すのはこのためです。
ビニール袋の中に水を入れて、100mに沈めます。袋の大きさは変わらないで、袋の中の水は、11気圧になっています。人間の体を液体の入った袋だと考えると、100m潜ったダイバーの体の中の液体、つまり人間そのものが11気圧になっています。」
「圧力が伝達される」という表現と、「同じ圧力」になってしまうという表現のちがい、圧力は伝達されるものだから、これで良いのだろうが、こういう表現をしている資料はないので、これでよいのか、ちょっと心配になった。ダイバーは水中にいるから、すなわち圧力の中にいて、耳などに圧力を生で感じているから、伝達されるという表現よりも、同じ圧力になったという表現の方が親しみやすい。
これとは別に、重いものを持ち上げる油圧ジャッキなどで、油圧ポンプを動かしていると、液体も圧縮されているように感じてしまう。
ところでウィキを見たら、「パスカルの原理(英語:Pascal's principle)は、ブレーズ・パスカルによる「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力[1]をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」[出典 1]という流体静力学における基本原理である。」