12月22日午後の潜水
午後とは言っても、お昼はダイビングが終わってからゆっくりと海鮮丼とかを食べることにして、1時間やすんで次の船で出ることにした。
困ったことに、ハウジングを沈没させてしまったから、持ってゆくカメラが無い。GoProを台に乗せてライトを取り付けようかとやってみたりした。人工魚礁の調査で魚礁の隙間にカメラを差し込んで使うつもりでもってきた棒の先カメラがある。これにしよう。軽いからエントリー・エキジットも楽だ。
午後のコースは、午前がV 字谷だったから、逆の方向、トビエイの根に行き、戻りながら、モロコ岩の下を覗けば、すぐに潜降索だ。
エントリーの飛び込みで、張り巡らせてあるロープに絡まってしまった。ガイドに外してもらう。情けない。また、今度もみんなが下で待っている。
どうしたら楽にできるのだろう。潜降索は、今書いている潜水士の潜降索のように梯子のすぐ脇に下ろすのが正しい。後ろの梯子出水に入り、舳先の潜降索まで泳いでいく間に姿が見えなくなってしまった事故もある。5キロほどの鉛をつけて、10mほど下ろせば良いわけだから、やってみる価値はある。ライン巻き上げの設備がある漁船ならば、なんの手間もないのだが、それがないとちょっと手間取る。今度のシンポジウムでそのようなローカルルールの、その船毎の細かい安全策が必要であることを発表してもらうのだが、、、、
久保君
米沢君
倉田君
トビエイの根までは潮に乗って下るから速い。
久保君のトリム姿勢での移動を撮影した。師範だから、見事に型が決まっている。水平な姿勢でフロッグキックで、滑るように動いてゆく。2009年だったか、久保君に助手をやってもらって、乙浜の調査をしたことがある。その時はまだ、水平姿勢のことをよく知らなかったから、彼の泳ぎをよく見たわけではなく、お道具が多いな、これで仕事ができるのかしらん。なんて思ってみていた。その後JAUSを一緒にやるようになり、プライマリーコースを作ってもらった。僕も水平姿勢を練習しているが、海では、やるぞ、と心に決めないと、この泳ぎ方ができない。できたとしても、人に見てもらえるような泳ぎはできない。後にプライマリーコースをやることになって、やってみたが、とてもではないけれど、上手くできない。練習はすべて屋内プールでやったから、海での久保君は見ていない。久保君の泳ぎを撮影する。さすが、フォームは決まっている。
このグループの中では、僕が一番下手だ。驚異のバランスと言われた僕の撮影フォームも今は昔だ。
ミツボシクロスズメ
清水まみさん
この根にはイソギンチャクが群生しているので、僕の個人的な呼び名はイソギンチャクの根だ。トビエイの根というけれど、トビエイにはお目にかかったことが無い。イソギンチャクには、当然クマノミの類が住み着いている。ミツボシクロスズメの綺麗な群れがいたので、フィックスで撮影したつもりだが体が流れてしまって、カメラも揺れている。このような撮影の時は、カメラを三脚のように固定しなければならない。棒の先カメラに足を付けるか?先端部が大きくなることはあまりやりたくない。
久保君の泳ぎを撮った部分も左右にわずかに揺れている。ハンドルを後ろ部分につけようか。
戻り道は少し流れに逆らうのだが、久保君は一定のペースでフロッグのあおり足で泳いで着実に進んでいる。
モロコ岩にいつも入っている大きなイシダイが、今度も居て、棒の先カメラで撮った。僕が棒の先を近づけたら、岩の下の向こう側から、山本さんが棒の先カメラを向けて泳いできた。イシダイは挟まれて、僕の方に戻ってきたが少し戸惑うように体をゆったりと回して、横手に泳ぎ去って行った。マハタも根の下に入っていったのだが、イシダイをとっているうちに奥に入ってしまった。多分、向こう側の出口に抜けているだろう。
このような撮影には棒の先カメラが絶対に有利だ。問題はライティングで、僕はイノンの1000ルーメンのワイドを一灯、GoProと並べて取り付けている。光が回らないが、120度の広角に一灯で光が回るライトはないし、翼をつけて左右に一灯も考えられるが、大きくなってしまう。まあ、撮影結果は悪くなかったから、これでいいだろう。
ライティングはこんなものだ。カサゴ
午後の潜水では僕と、山本さん、米沢君が棒の先カメラを使っている。米沢くんの棒の先カメラは倉田君が100円ショップで買える材料で作ったものだが、倉田くんは別のハウジングを使っていた。
僕としては、今回の結果から、もう少し改良して、この棒の先を魚の撮影に迷わず常用してもいいと思っている。
船へのエキジットは、やはり難儀で、膝で金属の梯子を登ったので膝が痛くなった。今度からは、西川名では膝当てパッドをつけよう。
午後とは言っても、お昼はダイビングが終わってからゆっくりと海鮮丼とかを食べることにして、1時間やすんで次の船で出ることにした。
困ったことに、ハウジングを沈没させてしまったから、持ってゆくカメラが無い。GoProを台に乗せてライトを取り付けようかとやってみたりした。人工魚礁の調査で魚礁の隙間にカメラを差し込んで使うつもりでもってきた棒の先カメラがある。これにしよう。軽いからエントリー・エキジットも楽だ。
午後のコースは、午前がV 字谷だったから、逆の方向、トビエイの根に行き、戻りながら、モロコ岩の下を覗けば、すぐに潜降索だ。
エントリーの飛び込みで、張り巡らせてあるロープに絡まってしまった。ガイドに外してもらう。情けない。また、今度もみんなが下で待っている。
どうしたら楽にできるのだろう。潜降索は、今書いている潜水士の潜降索のように梯子のすぐ脇に下ろすのが正しい。後ろの梯子出水に入り、舳先の潜降索まで泳いでいく間に姿が見えなくなってしまった事故もある。5キロほどの鉛をつけて、10mほど下ろせば良いわけだから、やってみる価値はある。ライン巻き上げの設備がある漁船ならば、なんの手間もないのだが、それがないとちょっと手間取る。今度のシンポジウムでそのようなローカルルールの、その船毎の細かい安全策が必要であることを発表してもらうのだが、、、、
久保君
米沢君
倉田君
トビエイの根までは潮に乗って下るから速い。
久保君のトリム姿勢での移動を撮影した。師範だから、見事に型が決まっている。水平な姿勢でフロッグキックで、滑るように動いてゆく。2009年だったか、久保君に助手をやってもらって、乙浜の調査をしたことがある。その時はまだ、水平姿勢のことをよく知らなかったから、彼の泳ぎをよく見たわけではなく、お道具が多いな、これで仕事ができるのかしらん。なんて思ってみていた。その後JAUSを一緒にやるようになり、プライマリーコースを作ってもらった。僕も水平姿勢を練習しているが、海では、やるぞ、と心に決めないと、この泳ぎ方ができない。できたとしても、人に見てもらえるような泳ぎはできない。後にプライマリーコースをやることになって、やってみたが、とてもではないけれど、上手くできない。練習はすべて屋内プールでやったから、海での久保君は見ていない。久保君の泳ぎを撮影する。さすが、フォームは決まっている。
このグループの中では、僕が一番下手だ。驚異のバランスと言われた僕の撮影フォームも今は昔だ。
この根にはイソギンチャクが群生しているので、僕の個人的な呼び名はイソギンチャクの根だ。トビエイの根というけれど、トビエイにはお目にかかったことが無い。イソギンチャクには、当然クマノミの類が住み着いている。ミツボシクロスズメの綺麗な群れがいたので、フィックスで撮影したつもりだが体が流れてしまって、カメラも揺れている。このような撮影の時は、カメラを三脚のように固定しなければならない。棒の先カメラに足を付けるか?先端部が大きくなることはあまりやりたくない。
久保君の泳ぎを撮った部分も左右にわずかに揺れている。ハンドルを後ろ部分につけようか。
戻り道は少し流れに逆らうのだが、久保君は一定のペースでフロッグのあおり足で泳いで着実に進んでいる。
モロコ岩にいつも入っている大きなイシダイが、今度も居て、棒の先カメラで撮った。僕が棒の先を近づけたら、岩の下の向こう側から、山本さんが棒の先カメラを向けて泳いできた。イシダイは挟まれて、僕の方に戻ってきたが少し戸惑うように体をゆったりと回して、横手に泳ぎ去って行った。マハタも根の下に入っていったのだが、イシダイをとっているうちに奥に入ってしまった。多分、向こう側の出口に抜けているだろう。
このような撮影には棒の先カメラが絶対に有利だ。問題はライティングで、僕はイノンの1000ルーメンのワイドを一灯、GoProと並べて取り付けている。光が回らないが、120度の広角に一灯で光が回るライトはないし、翼をつけて左右に一灯も考えられるが、大きくなってしまう。まあ、撮影結果は悪くなかったから、これでいいだろう。
ライティングはこんなものだ。カサゴ
午後の潜水では僕と、山本さん、米沢君が棒の先カメラを使っている。米沢くんの棒の先カメラは倉田君が100円ショップで買える材料で作ったものだが、倉田くんは別のハウジングを使っていた。
僕としては、今回の結果から、もう少し改良して、この棒の先を魚の撮影に迷わず常用してもいいと思っている。
船へのエキジットは、やはり難儀で、膝で金属の梯子を登ったので膝が痛くなった。今度からは、西川名では膝当てパッドをつけよう。