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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1219 全日本スポーツダイビング室内選手権大会ー2

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12月15日 全日本スポーツダイビング室内選手権大会―2
 ウエアラブルカメラでの撮影を、当然のように考えた。
目標は二つ、一つは、ターンの時に手を一回だけ掻いても良い。それいがいは推進に手を使ってはいけないというルールがある。しかし、どうみても2回掻いているように見える。泳いできて、ターンの壁に近づくと、まず左手を出して掻く、その動作と連動するように右手を前に出して掻く、左手、右手、各一回だが、合計すれば二回になる。そうする選手が多いから、それで良いとなればそれで良いのだが、右手の一回だけしか掻かない選手もいる。当然,二回掻く方がタッチの差よりもっと大きな差になるはずだ。そのことを撮影する。今度の反省会で使ってもらおう。


もう一つはもちろん水中に置いて動画を撮る。ターンする壁の直下に置いて動画を回しておく。多分迫力のある画になるに違いない。何台も数多く設置したいのだが、最初の試みだから、壁の直下に一台、あとは、プールの真ん中のあたりに一台、二台を置いた。

       100m決勝

       50m決勝

メインレースを撮りたいから、午後の決勝からカメラを置いた。案の定、誰かが見つけてプールの中にGoProが落ちている。と中村くんが言ってきた。一応審判長に話を通してあったし、いい写真が撮れれば、来年のプログラムの表紙にする、ということで、そのままにしてもらった。
まず、50m決勝の15時からカメラを回した。
50mは、撮れただろう。100m決勝も撮れた。
とにかく、終わりまで回ってはいた。
戻ってPC で見てみると、壁の位置においた一台は素晴らしくきれいに撮れていた。しかし、プールお中に置いた1台がなんとなく曇っているカメラのミスかと思ったが、まだ調べていない。陸上で撮って見た限りではなんともない。

ところが、綺麗な方の一台、100mの決勝までは、良かった。次のバディブリージング競技で、ひと組のタンクがハーネスから落ちてしまって、その組は、プールの縁につかまって競技終了になってしまったのだが、その時にカメラを蹴飛ばしてしまって、それでカメラも終了になってしまった。こちらのカメラは最後まで回っていて倒れなければもっと撮れたはずと残念だ。

しかし、このカメラのおかげで、タンクが外れるトラブルの部分が全部撮影できている。このハーネスは主催者のこちら側が用意したものだから、そのトラブルはこちらの責任になる。次回からどうするかの反省材料になる。

雑誌取材用に水中撮影をしていなかったので、マリンダイビングと月刊ダイバーにこの写真を提供することができた。


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