12月15日の全日本スポーツダイビング室内選手権大会が行われる。
僕は、この大会の始祖でもあるから、大会の実行委員長をやらせてもらって、それは良いのだけれどネクタイを締めてご挨拶をしなければならない。
それとは別にいろいろなことがある。潜水士の参考書の追い込みに入っているので、ゆっくりブログを書いている時間がない。潜水士についても連載?がちょっと止まるけれど、大会のことを少しづつ3回に分けて書こう。
僕は、この大会で、実行委員長だけではなくて、大会の様子をビデオカメラで撮影し、それを会場の巨大スクリーンに映し出す、その水中部分の撮影を請け負っている。
水中に入って撮影するカメラマンは、毎年、東京海洋大学潜水部の現役に頼んでいる。彼らにとって、撮影の実習になる。
14日、大会の前日だが、撮影を頼んでいる学生のリーダーである大川君に来てもらう。彼は去年、一年生として参加、今年は二年生になり、リーダーを務めてくれる。
去年、カメラに触っているので、説明が少なくて済む。
撮影機材は、ソニーのVX-1000 という機種で、カメラハウジングから、ケーブルが引き出されていて、会場の中継室に映像信号を送る。このカメラとハウジングをつくったのは、20年ほど前か?まだ、僕の会社が撮影を引き受けていたころだ。カメラハウジングを作ったのは、この機種が最後だったかもしれない。
VX-1000 は、ソニーが作った名機である。まだ、外国では、このカメラでカメラマン商売をしている人もいるという。ハウジングも名機だと思う。このカメラハウジングを真似て、ハウジングを作った人が、ハウジングメーカーとして成功した。その人はエレクトロニクスに強くて、電子的な構造にして成功したのだが、僕はメカニカルに操作する方法しかわからないので、メカ操作のハウジングである。メカは、壊れない。そして、円筒形のハウジングにオーリングをダブルに付けてある。鉄壁の防水だ。
ただ問題は、余りにも古い。ハイビジョンカメラではない。超小さいGoProでもハイビジョンだというのに、ハイビジョン信号を送り出すことができない。
習志野の水泳場は、今年の夏に映写設備関係を一大改造して、一新し、ハイビジョンになった。つまり、このカメラでは使えないということだ。映像の担当をしている古い友人である、河内君がこの大会の映像全般を担当してくれている。アダプターをレンタルで借りてくれば大丈夫ということで、まだ大丈夫、しかし、ハイビジョンスクリーンに美しい画像を出すことができるだろうか。やってみるしかない。新しい機材を開発する予算も無いし、レンタルで借りてくれば、レンタル料が持ち出しになる。VX-1000
でゆく事にした。バッテリーが足りなくなることを心配したが、JAUSウエアラブルカメラ研究会の中心である福田君が、丁寧に保管してあったものを持っていたので、補給することができた。
それでも、実際に水泳上のスクリーンに映し出して見なければ、心配だった。大河くんと二人、習志野に潜水道具とともに運び入れ、ほかの準備万端をやっている河内さんと待ち合わせてテストした。アダプターを通して、立派に映写ができた。
これで全ての準備が終わった。
15日当日は大川君、松本くん、江原くん、大崎くん、全員男性で、見事に撮影してくれた。最初、小学生の子供たちが泳いでいる時間は全然下手だったが、どんどん上手になり、二年生は昨年の経験もあり、午後のメインレースのころには上手だった。特に大川くんは上手だったような気がする。一日多く付き合ったので、身びいきか?
このような形で、孫のような後輩現役と、映像の撮影を教えながら付き合うことは、本当に楽しい。水中での動画撮影の極意は、とにかくフィックス、フィックスのままの感じで、水平を保ってスムースにフォローする。
巨大画面に映った映像も、新しいハイビジョンスクリーンになったためだろう。昨年よりもずっときれいだった。まだ、来年もこのカメラで行けるね、と河内さんと話し合った。
僕は、この大会の始祖でもあるから、大会の実行委員長をやらせてもらって、それは良いのだけれどネクタイを締めてご挨拶をしなければならない。
それとは別にいろいろなことがある。潜水士の参考書の追い込みに入っているので、ゆっくりブログを書いている時間がない。潜水士についても連載?がちょっと止まるけれど、大会のことを少しづつ3回に分けて書こう。
僕は、この大会で、実行委員長だけではなくて、大会の様子をビデオカメラで撮影し、それを会場の巨大スクリーンに映し出す、その水中部分の撮影を請け負っている。
水中に入って撮影するカメラマンは、毎年、東京海洋大学潜水部の現役に頼んでいる。彼らにとって、撮影の実習になる。
14日、大会の前日だが、撮影を頼んでいる学生のリーダーである大川君に来てもらう。彼は去年、一年生として参加、今年は二年生になり、リーダーを務めてくれる。
去年、カメラに触っているので、説明が少なくて済む。
撮影機材は、ソニーのVX-1000 という機種で、カメラハウジングから、ケーブルが引き出されていて、会場の中継室に映像信号を送る。このカメラとハウジングをつくったのは、20年ほど前か?まだ、僕の会社が撮影を引き受けていたころだ。カメラハウジングを作ったのは、この機種が最後だったかもしれない。
VX-1000 は、ソニーが作った名機である。まだ、外国では、このカメラでカメラマン商売をしている人もいるという。ハウジングも名機だと思う。このカメラハウジングを真似て、ハウジングを作った人が、ハウジングメーカーとして成功した。その人はエレクトロニクスに強くて、電子的な構造にして成功したのだが、僕はメカニカルに操作する方法しかわからないので、メカ操作のハウジングである。メカは、壊れない。そして、円筒形のハウジングにオーリングをダブルに付けてある。鉄壁の防水だ。
ただ問題は、余りにも古い。ハイビジョンカメラではない。超小さいGoProでもハイビジョンだというのに、ハイビジョン信号を送り出すことができない。
習志野の水泳場は、今年の夏に映写設備関係を一大改造して、一新し、ハイビジョンになった。つまり、このカメラでは使えないということだ。映像の担当をしている古い友人である、河内君がこの大会の映像全般を担当してくれている。アダプターをレンタルで借りてくれば大丈夫ということで、まだ大丈夫、しかし、ハイビジョンスクリーンに美しい画像を出すことができるだろうか。やってみるしかない。新しい機材を開発する予算も無いし、レンタルで借りてくれば、レンタル料が持ち出しになる。VX-1000
でゆく事にした。バッテリーが足りなくなることを心配したが、JAUSウエアラブルカメラ研究会の中心である福田君が、丁寧に保管してあったものを持っていたので、補給することができた。
それでも、実際に水泳上のスクリーンに映し出して見なければ、心配だった。大河くんと二人、習志野に潜水道具とともに運び入れ、ほかの準備万端をやっている河内さんと待ち合わせてテストした。アダプターを通して、立派に映写ができた。
これで全ての準備が終わった。
15日当日は大川君、松本くん、江原くん、大崎くん、全員男性で、見事に撮影してくれた。最初、小学生の子供たちが泳いでいる時間は全然下手だったが、どんどん上手になり、二年生は昨年の経験もあり、午後のメインレースのころには上手だった。特に大川くんは上手だったような気がする。一日多く付き合ったので、身びいきか?
このような形で、孫のような後輩現役と、映像の撮影を教えながら付き合うことは、本当に楽しい。水中での動画撮影の極意は、とにかくフィックス、フィックスのままの感じで、水平を保ってスムースにフォローする。
巨大画面に映った映像も、新しいハイビジョンスクリーンになったためだろう。昨年よりもずっときれいだった。まだ、来年もこのカメラで行けるね、と河内さんと話し合った。