■日時:2024年3月17日(日)13:00~
■会場:オンライン(Zoomウェビナーを予定)
■参加費:無料
■申し込み方法:以下、
https://jaus.jp/?page_id=3710
中身を少しずつ紹介したい。
第1部 13:00~14:00
「石西礁湖の海中サウンドスケープ調査」
「魚の自然誌 ヘレン・スケールズ」愛読書です。
海の中はオーケストラ、魚の鳴き声、しゃべる声で満ちている。スズメダイはさえずっている。岩陰に群れるイットウダイは、「おい、そこどけ」とつついている。でも、人間の耳、ダイバーの耳には聞こえない。カメラにマイクを着け、撮影した映像の音を増幅して、レシーバーで聞けば、聞こえる。しかし、魚は口を動かしてしゃべるのではない。誰がしゃべっているのかわからない。どの種類がどんな声をだしているのか、まだ日本では研究がはじまったばかり。
発表は以下です。
JAUSでは2019年から石西礁湖で行われている「海中サウンドスケープ調査」に協力しております。海中のあらゆる「音を録る」というほぼ前例のない基礎研究プロジェクトで、昨年、「やいまの魚(いゆ)めいおん図鑑」として、その成果を発表しています。このプロジェクトの成果から、人々が「魚が鳴く、音を出す」ことに気づき、特に子どもたちが将来の研究者や水産人を目指し、水中環境への興味を持ってもらえることを期待しています。
登壇者
楯 慎一郎氏
一般社団法人全国水産技術協会 研究開発部 主査
いであ(株)国土環境研究所 生態解析部 主査研究員