昨日1月19日のJAUS理事会、講習会の検定について、1時間でできるか、2時間必要かという議論をした。僕は、検定科目くらいのことは、流れるように1時間でできなければいけないという論だった。
1時間ではとても無理、急がせれば、事故のもとになる。安全なプールで時間を区切ったとして、何が危険なのか、単に出来るかできないかだけの問題だろうと、僕は理解していた。その中で、セッティングにかかる時間が10分間とかいう意見があり、タンクにBCとレギュレーターを着けるだけならば、1分もかからないだろうという僕の意見。そして、セッティングには素早くそして確実にということが要求される。
しかし、久保君、吉田君、石川君は、セッティングは落ち着いて確実にやらなくてはならない。落ち着いて確実にやった、そして速い方が良い。のろい人は練習不足、というのが僕の意見、ただし、テクニカルダイビングとか、リブリーザーのセッティングは所定の時間が必要であるから除外。議論をしたが、考えてみれば、今の僕は一番遅い。ダイバーには高齢者もいるからと折れた。要は合格のレベルをどこに置くか、であれば、多数派が正しい。しかし、何分でできるかのスタンダードは、決めておく必要がある。練習で素早くできる人が、落ち着いてゆっくりやれば間違いはなくなる。
検定ということが、確かに事故の元になる。そんな例を見てきている。しかし、その中では速度を競うには、安全度が高いし、社会的にも許容される。
その昔、僕は何事によらず、速度重視だった。泳ぐ速度、船に上がる速度、セッティングの速度、すべてが手早いことが要求される。出来れば、目を閉じていてもできるのが習熟ということだ。
僕の要求しているのはプロのレベルであり、のんびり楽しくのレクリエーショナルダイビングでは違うというのが皆さんの意見。僕は、プロもアマもない下手は下手であって、プロはもちろん下手はこまるし、レクリエーショナルダイビングでも下手でよいということはない。しかし、ここではそれ以上の議論はしなかった。
セッティングについては、海洋高校、水産高校の技術コンテストがある。潜水甲子園という別名で、毎年茨城の海洋高校、潜水プールで行う。確実にできていなければ失格、の条件で速さを競う。他に中性浮力、フリッパー競泳などの種目がある。それももう、8年の彼方だ。
JAUSでは、この海洋高校、水産高校の技能のあり方についても提案し、指導する先生たちに、僕たちのやるプライマリーコースに来てもらおうと思っている。中性浮力については、考えを新しくしてもらえるだろう。ただ、文科省が決めたカリキュラムがあり、今度は日体大の先生がテキストを書くらしいから、これも錯綜した話になるだろう。
消防などの救急を業とする潜水にも、このセッティングの競技会があるのをみたことがある。セッティングの速さの問題、根が深い議論があるかもしれない。実際にやってみて、スタンダードを決めることが出来ればと願う。
これから、ダイビングの基本的な技術も大きく変革してゆく、指導する団体のプログラムも差が出てきて、しばらくは混乱状態が起こるかもしれない。
1時間ではとても無理、急がせれば、事故のもとになる。安全なプールで時間を区切ったとして、何が危険なのか、単に出来るかできないかだけの問題だろうと、僕は理解していた。その中で、セッティングにかかる時間が10分間とかいう意見があり、タンクにBCとレギュレーターを着けるだけならば、1分もかからないだろうという僕の意見。そして、セッティングには素早くそして確実にということが要求される。
しかし、久保君、吉田君、石川君は、セッティングは落ち着いて確実にやらなくてはならない。落ち着いて確実にやった、そして速い方が良い。のろい人は練習不足、というのが僕の意見、ただし、テクニカルダイビングとか、リブリーザーのセッティングは所定の時間が必要であるから除外。議論をしたが、考えてみれば、今の僕は一番遅い。ダイバーには高齢者もいるからと折れた。要は合格のレベルをどこに置くか、であれば、多数派が正しい。しかし、何分でできるかのスタンダードは、決めておく必要がある。練習で素早くできる人が、落ち着いてゆっくりやれば間違いはなくなる。
検定ということが、確かに事故の元になる。そんな例を見てきている。しかし、その中では速度を競うには、安全度が高いし、社会的にも許容される。
その昔、僕は何事によらず、速度重視だった。泳ぐ速度、船に上がる速度、セッティングの速度、すべてが手早いことが要求される。出来れば、目を閉じていてもできるのが習熟ということだ。
僕の要求しているのはプロのレベルであり、のんびり楽しくのレクリエーショナルダイビングでは違うというのが皆さんの意見。僕は、プロもアマもない下手は下手であって、プロはもちろん下手はこまるし、レクリエーショナルダイビングでも下手でよいということはない。しかし、ここではそれ以上の議論はしなかった。
セッティングについては、海洋高校、水産高校の技術コンテストがある。潜水甲子園という別名で、毎年茨城の海洋高校、潜水プールで行う。確実にできていなければ失格、の条件で速さを競う。他に中性浮力、フリッパー競泳などの種目がある。それももう、8年の彼方だ。
JAUSでは、この海洋高校、水産高校の技能のあり方についても提案し、指導する先生たちに、僕たちのやるプライマリーコースに来てもらおうと思っている。中性浮力については、考えを新しくしてもらえるだろう。ただ、文科省が決めたカリキュラムがあり、今度は日体大の先生がテキストを書くらしいから、これも錯綜した話になるだろう。
消防などの救急を業とする潜水にも、このセッティングの競技会があるのをみたことがある。セッティングの速さの問題、根が深い議論があるかもしれない。実際にやってみて、スタンダードを決めることが出来ればと願う。
これから、ダイビングの基本的な技術も大きく変革してゆく、指導する団体のプログラムも差が出てきて、しばらくは混乱状態が起こるかもしれない。