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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1231 2020年を送る。

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 2020年を送る。


  ※写真は 1983年、冬、知床の原生林の中、奇跡の泉「神の子池」の春夏秋冬を撮影していました。これは、冬、大学2年生の潮美が遊びにきてくれていました。
知床の定置網漁師、網本の倅ですから、お金持ちですが、応援にきてくれていました。ストーブを雪の上に置いていたのですが、ストーブの熱で雪が次第に溶けて、雪洞のようになりました。風を遮って暖かです。ジャガイモを焼いています。


 ここから先、幸せだった時の写真を何回か載せて行くことにします。

 2020年が終わり、2021年が始まります。この節目、今度は特別の事態です。それは、パンデミックの最中にあり、それも、今から爆発する可能性も秘めながら、迎える新しい年です。



 1935年生まれの自分は、小学生低学年の時に第二次大戦を体験し、85歳の2020年、パンデミックを体験することになりました。
 パンデミックも戦争も人の生き方を大きく変えて行きます。今度のコロナパンデミックの後、世界は、人間社会、自分たちの生活はどう変わって行くのか、それより前、パンデミック後というけれど、それは何時になるのだろう。
 パンデミックが終わるのは何時?素人であっても、元生態学専攻の素人としては、考えます。やはり、ある程度の集団免疫を獲得しなければ、終わらないだろう。その集団免疫がどのような程度、到達する%、その過程でどのような事態が展開されるかこれは専門家の間でも意見が分かれるでしょう。すでに、日本は何らかの形である程度の免疫を獲得しているという楽観的な意見も見ます。
 が、欧米の状況を見れば、これからだと感じます。例えば、40%の集団免疫で終息をみることができるとして、どの程度の被害で、40%に到達できるか、その40%の中に、ワクチンによる免疫獲得を見込めるか。世界としては、科学を、医学を信じる他ないのでしょう。
 
 今、世界として、という表現をしました。日本は?ではなく、世界は?です。このことで、もはやグローバルというコンセプトは消えるのではないか、と考えたりしました。しかし、人類は、人類全体を考えなければいけないステージに到達していて、これは進化の過程ですから、後戻はできない。絶滅か生き延びて前に進むかしか生物のとる道はないのだろう。孤立はできないということです。
 トランプのアメリカはどうなるのかと思っていましたが、バイデンになりました。
 日本はアベノマスク、使わずに保存しています。どういう発想でこうなったか、歴史的な?です。多分、パニックに陥った。そして、菅政権になり、これはもう、どうしたら良いかわからない。ように見えてしまいます。「成り行き任せ」というのは好きな考えですが、やはり、ここは筋の通った揺るがない姿勢を見せなければ政権は持たないでしょう。


 さて、自分ですが、85歳、末期高齢者です。世界情勢よりも難しい事態です。
 パンデミックが2年続くと仮定して、その2年が経過した後の自分は、認知症になっているかもしれない。アクティブに生きて行かれない身体になっている可能性も高い。
 ならば、パンデミックで倒れたとしても、後悔はしないという半ば自暴自棄的な、考えも無くはない。周囲がバタバタ倒れて行くならば、それに便乗して逝ってしまうのも悪くはない。しかし、「それを言っちゃあ、おしまい」です。
年賀状、30日に出しました。年賀状について、意見、考えがありますが、それは次の機会にして、以下の文面です。


 新年、おめでとうございます。
 2020年は多難な年でしたが、なんとか潜りぬけ新しい年を迎えます。
 日本水中科学協会は、皆様のご支援のおかげで、10周年を迎えることができ、来る1月24日にはオンラインで10周年シンポジウムを開催いたしますす。https://jaus.jp/
 10年、、初志は貫いております。
 自分としての2021,2022の目標は「ダイビングの歴史」「リサーチ・ダイビング」2冊の本の出版です。
 これまで通りのご厚情、応援、いただけますよう、 そして、パンデミックはまだまだ続きそうです。どうか、お互い無事で乗り越えられますよう、祈念いたします。
       日本水中科学協会 須賀次郎


 生きて行くための目標設定をします。
 これは、何時も書いているのですが、人は、目標に向かって歩みつづけ、その途上で倒れる。生きている身、それは仕方がないこと。目標に向かって歩み続けていることが重要です。


 31日東京都の陽性者は1300人、1000人を超えるのは、正月休み後かと考えて居ましたが、足取りが速い。いや、正月の休み、外に出ないようにとの牽制かもしれませんが、着実に、ひたひたと、迫ってきます。





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