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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0704 ダイビングの歴史 77

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海の世界 1975年 2月
新宿から海が始まるという、DOスポーツプラザ新宿のダイビングプール、水深10mのプールだ。

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初代のDOスポーツの校長先生だった椎名勝巳が写って居る。今はもう居ない。


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 ダイビング練習用のプールに10mの水深が必要だろうか。
 今となって思えば、不要、オーバースペックだと思う。水深は5mで良い。深海ダイバーを養成していた、海洋科学技術センターのプールはたしか4.5mだった。水深は5mで良いのだ。素潜りの練習をすると、3m、5m、8m、10mに壁がある。(僕の経験からだから、医学的な根拠はない)
 そして、ダイバーは、ダイビングの練習をするような人物は、プールに底があるならば、底まで行きたくなる、行く生物なのだ。
 ダイビングを教える側も、10mに底があれば、10mの講習プログラムを作る。
 確か、TACは、深さ15mという井戸のようなプールがあって、事故を起こしている。立川の消防の訓練所のプールも15mで、問題があった。
 全国の海洋高校のたしか20何校かにダイビング練習用のプールがある。その中心になっている茨城県、那珂湊のプールも水深10mある。そのプールで、海洋高校の先生たちの、訓練を行ったが、鼓膜を傷める先生が続出した。
 
 スキンダイビングセーフティで、スキンダイビングの深さ限度、僕は8mとしたが、共著者の意見は10mで、10mとした。フリーダイビングは、100mを目指す。その感覚でスキンダイビングを教えようとするのだから、10mを超えさせるな、上手にするな、と僕は言うのだが。
 何度も言うのだが、スキンダイビングが10mならば、5mを限度とするスノーケリングがほしいのだが、それがない。



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 海は誰のものだ。
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 誰のものでもない、日本国民のものだ。それが、大間違いであることを、今ではみんな知っているはず。
 1975年には、日本国民もものだという考え方がまっとうであり、ハンティングの場ではない、と僕らは唱えて、他の楽しみ方、他の遊び方を、鐘をたたき、太鼓をたたいて、叫び続けたのだが、まだ、こんな意見、こんな記事が出てくる。
 結論からいうと、スピアハンティングを大多数のレクリエーションダイバーがあきらめたのは、それに代わるものとして、水中撮影の勃興があるのだが、水中カメラを脇に置いて、手ぶらで潜るか、というと、そこに水中銃が出てくる。
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 魚は食ってやるのが一番の供養、供養のために魚突きをするわけではないこと、幼児でもわかるだろうに。
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 でも、このキャプションだけ見て行っても面白い。
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全国ダイビングクラブガイド
そう、この時代は、ダイビングクラブが中心になって、レクリエーションダイビングが動いていたのだ。
懐かしい名前の羅列だ。

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素潜りクラブ、スキンダイビングクラブ、大橋さんが主宰していた。

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オニヒトデの有効利用


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今、このオニヒトデビジネスはどうなっているだろう。

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