お台場 昨夜(29日)の辰巳練習会では、調子が良かった。そして、朝も特に問題も無く、順調にお台場に来て、準備を開始。朝の挨拶をするころから、あまり調子が良くなくなった。どこということも無いけど、積極的なきもちにならないのだ。天候は少し雨が降っている。お台場は周年、ドライスーツで過ごすことにしている。ウエットスーツになってしまうと、秋が深まってドライスーツになるときに、抵抗が大きい。しかし、この暑さでドライは少しばかり辛い。尾島さんが海洋調査、測定して戻ってきて、報告してくれる。溶存酸素量が0から 1.5貧酸素水塊 青潮状態だ。これで、尾島さんの専門の環形動物(ゴカイの類)は死滅するという。毎年のことなのだけれど。はたしてマハゼの状態はどうだろう。 エントリーしてすぐの砂浜のマハゼ
マハゼをモチベーションにして、ドライスーツを着る。カーゴパンツ、上着は長袖T シャツだ。ドライの下に何も着ないから、ウエイトベストを4キロのものにする(いつもは7キロ)ベルトは4キロだから、計8キロだ。棒の先にGoProを付け、マスクには、記録の意味でSJ4000を 、Fxライトグリップには、オリンパスTG4を付ける。GOPROを付けた棒は、杖代わりだ。タンクのセットを尾島奥さんにてつだってもらう。タンクを背負うと、BCのインフレ―ターが故障だ。空気が漏れて、ブラッタダーが膨らんでくる。今さら、どうしようもない、BCなし、ドライの空気で調整しよう。タンクを背負いなおして、尾島奥さんにそのまま手伝ってもらって、フィンを履かせてもらって、いつものように、ひざ下まで、あとずさり、ひざ下で横になり、腹這いで、エントリーする、慣れてしまえばこれが一番だ。ドライの空気を全部抜く、身体を立てて、足のつま先まで抜く、それでも沈まない。だめだ。もう一度もどる。尾島奥さんがエントリーしようと、タンクを着けた状態で、波打ち際に来ている。ウエイト2キロ追加をしたいので、持ってきてとお願いする。彼女は12リットルタンクを背負ったまま、すたすたとテントにもどり、ウエイトを探して、持ってきてくれる。驚嘆するほど強い人、普通の女性ダイバーでもこのくらい強いだろうか。要するに12リッターのタンクを背負って、普通の日常のように動けるかということだ。僕も時々、事務所で、10リットルを背負って、しばらく、過ごしたりしてトレーニングはしているけれど、ウエイトがプラスされ、エントリーエキジットだとつらい。出来るだけ独力でやるようにしているが、手助けがあると、甘えてしまう。持ってきてもらった2キロをBCの右ポケットに入れて、チャックを閉める。GOPROを着けた杖は、置いて行くことにした。二つ持って、一つ落としたら、みつけられないほどの透視度なのだ。50cmもみえない。 沈んで見ると砂地で、マハゼが多数往来している。動きが速い。オリンパスの動画にして、撮影する。なかなか良い絵になった。撮影距離は20cmぐらいだ。貧酸素は、マハゼに効いていないのだろうか。 先まで、スノーケルで泳いで行こうとして、ドライに空気を入れるのだが、一杯に入れても沈んでしまう。排気弁が自動になっていて、オーバーには膨らまない。手探りで自動解除しようとするのだが、どうすれば良いのかよくわからない。ダイブウエイズの排気弁ならば回せば良いだけなのだが、付いているのがダイブウエイズではない。スノーケル移動はあきらめて、潜って行くことにする。ウエイトを2キロ右側のポケットに入れたので、身体が右に傾く、膝を突いていれば何ともないが、泳ぐとき右傾きをなおせない。これが、けっこう辛い。 途中、牡蠣の上でも、マハゼは多いので、これもニコンで動画にする。スチルのシャッターも押すけれど、動画の方がよさそうだ。スチルは動画から取り出せば良い。先端の杭まで行って、予想通り、ここもマハゼは多い。期待していたイシガニは、穴にいない。ここも、一応、動画で撮って置こうとすると、フルチャージしたはずの、FIXが,50%光量で、残り、20分になっている。とりあえず、もどろう。右傾して泳ぐのがつらい。水面移動もできない。それでも途中で、トサカギンポを見つけて、撮る。 じっくり見て戻っていないので、潜る区域全体を見られていない。戻ったら、残圧70キロだ。尾島奥さんに援けてもらって、エクジットする。フィンがドライスーツにはまり込んで脱げない。ようやく脱いで、波打ち際において置いた、杖を突いて立ち上がる。何か、杖とGoProのシステムを工夫する必要がある。事務所に戻って、BCと、イノンのライトを持ってこようか。考える。1回でやめたのは、このところない。右傾泳ぎで疲れている。 お台場の反対側で、仕切りを作って子供たち向けの海水浴を行事としてやっている。この28日、29日、土日の二日だけの行事なのだが、こういうことを続けることには意味がある。ここに、僕の撮った動画映像も上映している。鶴町姉さん、中村も手伝っている。あいさつに行くことにした。かなり歩く。現場では、この行事を仕切っている、海作り研究会の森田さんに会って挨拶した。この行事に映像を貸すときに、あいさつに来られる予定だったのだが、僕のスケジュールと合わなかったので初対面だ。僕たちの企画にも協力をお願いした。お台場の海水浴で一番の問題は、大腸菌数が海水浴場の規定を満たさないことである。普通の状況であれば、問題ないのだが、雨が降ったりすると、雨水が下水に混ざって排出されてしまうために、大腸菌数が高くなる。大腸菌数が高くなった水が来ないように、フェンスを張っているのだが、神経質な父兄もいることから、絶対に顔を水に浸けないようにと、注意をしている。そんな姑息なことをして、浄化の不充分なことをごまかそうとしている、という声もあるが。こういう活動を続けることには意味があると思っている。もちろん、浄化もさらに進めて、本当のスノーケリングができるようになることを目指したい。 終了後に田町の芝浦工大で行われるワークショップ、眼とダイビングの話に行かなくてはならない。一回のダイビング、と海水浴訪問で終わりにすることにした。
マハゼをモチベーションにして、ドライスーツを着る。カーゴパンツ、上着は長袖T シャツだ。ドライの下に何も着ないから、ウエイトベストを4キロのものにする(いつもは7キロ)ベルトは4キロだから、計8キロだ。棒の先にGoProを付け、マスクには、記録の意味でSJ4000を 、Fxライトグリップには、オリンパスTG4を付ける。GOPROを付けた棒は、杖代わりだ。タンクのセットを尾島奥さんにてつだってもらう。タンクを背負うと、BCのインフレ―ターが故障だ。空気が漏れて、ブラッタダーが膨らんでくる。今さら、どうしようもない、BCなし、ドライの空気で調整しよう。タンクを背負いなおして、尾島奥さんにそのまま手伝ってもらって、フィンを履かせてもらって、いつものように、ひざ下まで、あとずさり、ひざ下で横になり、腹這いで、エントリーする、慣れてしまえばこれが一番だ。ドライの空気を全部抜く、身体を立てて、足のつま先まで抜く、それでも沈まない。だめだ。もう一度もどる。尾島奥さんがエントリーしようと、タンクを着けた状態で、波打ち際に来ている。ウエイト2キロ追加をしたいので、持ってきてとお願いする。彼女は12リットルタンクを背負ったまま、すたすたとテントにもどり、ウエイトを探して、持ってきてくれる。驚嘆するほど強い人、普通の女性ダイバーでもこのくらい強いだろうか。要するに12リッターのタンクを背負って、普通の日常のように動けるかということだ。僕も時々、事務所で、10リットルを背負って、しばらく、過ごしたりしてトレーニングはしているけれど、ウエイトがプラスされ、エントリーエキジットだとつらい。出来るだけ独力でやるようにしているが、手助けがあると、甘えてしまう。持ってきてもらった2キロをBCの右ポケットに入れて、チャックを閉める。GOPROを着けた杖は、置いて行くことにした。二つ持って、一つ落としたら、みつけられないほどの透視度なのだ。50cmもみえない。 沈んで見ると砂地で、マハゼが多数往来している。動きが速い。オリンパスの動画にして、撮影する。なかなか良い絵になった。撮影距離は20cmぐらいだ。貧酸素は、マハゼに効いていないのだろうか。 先まで、スノーケルで泳いで行こうとして、ドライに空気を入れるのだが、一杯に入れても沈んでしまう。排気弁が自動になっていて、オーバーには膨らまない。手探りで自動解除しようとするのだが、どうすれば良いのかよくわからない。ダイブウエイズの排気弁ならば回せば良いだけなのだが、付いているのがダイブウエイズではない。スノーケル移動はあきらめて、潜って行くことにする。ウエイトを2キロ右側のポケットに入れたので、身体が右に傾く、膝を突いていれば何ともないが、泳ぐとき右傾きをなおせない。これが、けっこう辛い。