撮影は、人それぞれ、その目的、その撮影をした時の目標、その場、その環境によって異なる。 僕の目的は、フェイスブック、ブログ、JAUSのシンポジウム、新しい最新ダイビング用語事典に使う可能性がある。そして、なによりも記録、今回は、できれば引き受けている雑誌表紙 「豊かな海」のストックをつくりたい。写真展、写真集の出版もかんがえないではないが、自分としては、写真のクオリティよりも、記録としてのクオリティを考えるので、難しいだろう。 そして、自分のカメラマンとしての仕事は、テレビ番組の仕事が80%だったが、60歳以降は展示映像のしごと、そして次第に調査の記録撮影が主体になり、79歳以降で上記の状態になった。80歳までしか生きる予定がなかった。 立ち位置を明確にしておかないと、書いていることがわからなくなる。 新機材を買わないのは、財政的な問題もあるけれど、これから先の年齢を考えると、現状のもので何が出来るかを追求し続けた方が良い。意外にもこういうような前提は、読者の参考になるのかもしれない。 豊な海の表紙候補 ニコンで撮った。
19日の潜水で用意したかめらは、 ①一眼レフ キャノン・イオスデジタルX とフィッシュアイのハウジング、レンズは18mmがワイド側だかか、ワイドレンズではない。いろいろと欠陥があり、水没も2回、ダメなカメラで、10年以上前の超旧式カメラであるが、愛着がないわえではない。 もう一度だけ、最後に使ってみよう。新しい機材を買わないことが第一前提だから、もしも使えるならば、現役復帰も考えよう。 ②コンパクトデジカメ ニコンクールピクスAW130 オリンパスTG-2を中心につかっていたが、このニコンは30m防水、で、ニコンである。ニコンであるということはニコノスの血筋か?ということで買って、オリンパスが死んで以来、メインに使っているが、どうもGoProの動画からの静止画の方が、自分の目標には合致している。GoProを使うことが常で、ニコンは気が向いたら、すなわち、GoProがメインで、ニコンはサブである。 今回は海の事情で、2回目の潜水は、ニコンだけを持って撮影した。 ③SJ4000 お台場の撮影ではGoProよりもむしろ、シャープな感じにとれる。あくまでも感じではあるが、お台場ではこのカメラがメインになることが多かった。 GoPro2で撮った。SJが邪魔をしなければ、悪くない。
④GoPro、僕のGoProはGoPro2である。2012年、福島の放射性物質調査の時から、使っている。調査のインターバル撮影のメインでもあった。タイムインサートができないのがリサーチカメラとして致命的欠陥であるが、辰巳プールではこのカメラが一番無難に綺麗にとれる。GoPro3も持っているが、これは本当にダメなカメラで、使うことはほとんどない。電池がすぐに無くなってしまう。絵も安定しない。これがダメだったので、改造、改良された3;+ 4は良いらしいが、すでに、GoPro2を4台持っていたので、そのたぐいのカメラをもっているのに、良いからといって買うことは無い。買わないように決めている。決めていないと際限もなく買ってしまうからである。GoProも一台死んで、現在は3台つかっている。SJが2台だから、ニコンをいれて都合6台を割りとフルにつかっている。 一眼レフハウジングの上に載せる動画カメラはSJ4000にした。マスクは、一眼のダイブウェイズの新しい型で、石川式のマスクマウントを付けて、GoPro2を付けた。 一回目の潜水はニコンは持って行かなかった。実は、車の中に忘れたのだ。 V字谷という地点でイサキがうずを巻いている。トルネードになっていることは、フェイスブックなどの情報でしっていた。これが「豊な海」の表紙になると思ったのだ。
18mmレンズの一眼レフを覗くのは大変だ。目の位置までカメラを持ち上げて覗かなければならない。レフを除いている間、周囲の状況を見ることはでいないのだ。デジタルXは、まだ液晶ファインダーが付いていない。壮観なトルネードの一部を切り取ってしか見ることができない。上に載せたSJ4000 はワイドだから、全景を見ることが出来る。そのギャップの中で、一眼レブのファインダーに集中することなどできない。適当にカメラを向けてストロボの光を確認しながら、シャッターを切っていく。そういえばストロボを光らせるには随分久しぶりだ。ライトをメインの光源にするころから、ストロボの光が邪魔になる。そして、ライトはその効果が常に見て取れるのに、ストロボは光らせた絵を確認しなければわからない。 緑ちゃんの顔でも撮ろうかとカメラを向ける。彼女は撮られるのが好きではない。どういうポーズをとったら良いのか、どんな顔をしたらよいのか、把握していないので、嫌なのだろう。自分もそうだから、よく分かる。カメラを向けた途端、「あそこに大きな魚がいる」と指差した。このカットは悪くはない。この潜水で撮った一眼レフの写真で、唯一、なんとか気に入った一枚だ。 指差す方向に、大きなモロコ(マハタの地方名)が居た。 一眼レフの上に載せた、SJは、ファインダーの役割はともかくとして、画像は白くボケた部分があったりする。ハウジングのレンズ面に傷がついているのだ。このカメラは、タイムインサートが付いているので、インターバル撮影に多用している。垂直安定板を付けて引き回すことはともかくとして、船上に引き揚げての扱いが、安いカメラだからまあ良いかと乱暴になっている。この傷のためのボケは豊潮丸の航海の撮影でも気づいていたのだが、タイム記録だから画像はどうでも良いや、と放置していた。GoProの方は同じ扱いでもレンズ面に傷は付いていても目立たない。SJは安いカメラだから、この部分の材質に手抜きがあるのだろう。だからこそ、大事に扱わえない。 白い斑点のようなボケがある。ハウジングレンズのキスだろう。
マスクマウントに付けたGoProは、レギュレーターの泡が邪魔をする、そして、一眼のファインダーを覗く度にカメラを持ち上げるのが写り込み邪魔になって絵にならない。これは最初からわかっていたことだ。マスクマウントはタイム記録以外は使えないのに、逆にしてしまった。マスクマウントをSJ 一眼の上をGoProにすればよかったのだ。 二回目の潜水、潮が出てきそうだったのと、大きいけれどろくな絵は撮れないと、キャノンは水にいれないで、ニコンだけになった。マスクマウントにGoProをつければ良いのだが、付け替えが間に合わない。ライトステイも使わずに、ニコンで全部自然光で撮ることになった。このカメラはオリンパスのTGよりも画質は若干すっきりしない。特に新しいTG-4 に比べれば劣るだろう。ただ、液晶は見やすい。そして、片手、右手だけの操作がやりやすい。オリンパスは蓋を開けて(ほんの僅かなズレだが)しまって水没させた。ニコンの方は蓋を開けてまう可能性が少ない。人間工学的には優れている。水中撮影、特にリサーチの記録のような撮影では、人間工学的アドバンテージの方が大きい。もう少し画質を良くしても良いのに、天下のニコンなのだから。といっても価格の問題がある。このカメラが10万だったら、僕は買わない。たとえ画質が少し良くても、だ。 トルネードは、動画もスチルもニコンでとった。 イサキを撮りながら、色が気に入らない。色温度のプリセットをしておけば良かった。オートとおまかせだ、意味がどう違うのかわからないが、オートの方が良さそうだったので、オートで撮った。もう一度ニコンのチューニングをやる必要がある。 結局、この設定で撮ったニコンの何枚かが「豊かな海」に使えそうだ。 ニコンで撮った。使えそう。 キャノンでで撮った。ダメ ストロボを光らせて居ないが光らせると返っておかしい。
キャノン デジタルXは、やはりまるでダメで、これで水中からは引退する。 使い続ければ、必ず水没するカメラだ。すなわち人間工学的に劣っている。陸上の撮影に一眼レフが一台くらい会っても良いから、陸上勤務にしよう。
19日の潜水で用意したかめらは、 ①一眼レフ キャノン・イオスデジタルX とフィッシュアイのハウジング、レンズは18mmがワイド側だかか、ワイドレンズではない。いろいろと欠陥があり、水没も2回、ダメなカメラで、10年以上前の超旧式カメラであるが、愛着がないわえではない。 もう一度だけ、最後に使ってみよう。新しい機材を買わないことが第一前提だから、もしも使えるならば、現役復帰も考えよう。
④GoPro、僕のGoProはGoPro2である。2012年、福島の放射性物質調査の時から、使っている。調査のインターバル撮影のメインでもあった。タイムインサートができないのがリサーチカメラとして致命的欠陥であるが、辰巳プールではこのカメラが一番無難に綺麗にとれる。GoPro3も持っているが、これは本当にダメなカメラで、使うことはほとんどない。電池がすぐに無くなってしまう。絵も安定しない。これがダメだったので、改造、改良された3;+ 4は良いらしいが、すでに、GoPro2を4台持っていたので、そのたぐいのカメラをもっているのに、良いからといって買うことは無い。買わないように決めている。決めていないと際限もなく買ってしまうからである。GoProも一台死んで、現在は3台つかっている。SJが2台だから、ニコンをいれて都合6台を割りとフルにつかっている。 一眼レフハウジングの上に載せる動画カメラはSJ4000にした。マスクは、一眼のダイブウェイズの新しい型で、石川式のマスクマウントを付けて、GoPro2を付けた。 一回目の潜水はニコンは持って行かなかった。実は、車の中に忘れたのだ。 V字谷という地点でイサキがうずを巻いている。トルネードになっていることは、フェイスブックなどの情報でしっていた。これが「豊な海」の表紙になると思ったのだ。
マスクマウントに付けたGoProは、レギュレーターの泡が邪魔をする、そして、一眼のファインダーを覗く度にカメラを持ち上げるのが写り込み邪魔になって絵にならない。これは最初からわかっていたことだ。マスクマウントはタイム記録以外は使えないのに、逆にしてしまった。マスクマウントをSJ 一眼の上をGoProにすればよかったのだ。 二回目の潜水、潮が出てきそうだったのと、大きいけれどろくな絵は撮れないと、キャノンは水にいれないで、ニコンだけになった。マスクマウントにGoProをつければ良いのだが、付け替えが間に合わない。ライトステイも使わずに、ニコンで全部自然光で撮ることになった。このカメラはオリンパスのTGよりも画質は若干すっきりしない。特に新しいTG-4 に比べれば劣るだろう。ただ、液晶は見やすい。そして、片手、右手だけの操作がやりやすい。オリンパスは蓋を開けて(ほんの僅かなズレだが)しまって水没させた。ニコンの方は蓋を開けてまう可能性が少ない。人間工学的には優れている。水中撮影、特にリサーチの記録のような撮影では、人間工学的アドバンテージの方が大きい。もう少し画質を良くしても良いのに、天下のニコンなのだから。といっても価格の問題がある。このカメラが10万だったら、僕は買わない。たとえ画質が少し良くても、だ。 トルネードは、動画もスチルもニコンでとった。 イサキを撮りながら、色が気に入らない。色温度のプリセットをしておけば良かった。オートとおまかせだ、意味がどう違うのかわからないが、オートの方が良さそうだったので、オートで撮った。もう一度ニコンのチューニングをやる必要がある。 結局、この設定で撮ったニコンの何枚かが「豊かな海」に使えそうだ。
キャノン デジタルXは、やはりまるでダメで、これで水中からは引退する。 使い続ければ、必ず水没するカメラだ。すなわち人間工学的に劣っている。陸上の撮影に一眼レフが一台くらい会っても良いから、陸上勤務にしよう。