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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0220 GoPro 白浜ー2

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 2回目の潜水は、須賀が12リットル、石川10、鈴木8で、ラインも終点まで、予定通りにできた。
 浮上して船にあがるとき、石川さんがBC.を脱ぐのに時間がかかっている。あとで聞いたら、BC.のショルダーベルトのバックルを外さずに、肩から脱ぐのに時間がかかっていることがわかった。こんなところにもノウハウがある。ノウハウとは、知識を経験の集積で、企業的には秘密にされることが多い。そんなノウハウの発表、集積をする研究会をJAUSで実行する計画をたてている。そのノウハウがあれば、死ななくてよかったダイビング事故がいくつもある。BCの外し方でも、すごいうねりの中だったら、どうだろう。ボートへ梯子が無くて素早く上がるノウハウをしらなくて、救助に来たボートに激突して亡くなった事故が、ずいぶん前だけれど外房であった。

 設置しているラインを回収しているとき、鈴木さんのマスクマウントのバックルがはずれてボートの上に落ちている。あわててカメラを探したけれどもない。全部のオンボードカメラ、ラインを撤収してから、ボートの中をくまなく探したが、ない。


 前に八重山でウミンチューをやっている河村君のフェイスブックで、水中銃の先端に取り付けてて迫力のあるシーンを撮影しているGoProの蓋が開いてしまって。今度からインシュロックで固縛しておこうと書いているのをみた。彼は水中銃の先端だ。こちらはマスクマウント、あるいは手持ちだから大丈夫とケアしていなかった。今度発売ののGoPro、Hero3のバックルがダブルロックになっている改善はそのためだったのかと悟る。きっと同じトラブルが続出したのだろう。
 カメラのトラブルは、戦争での武器の損失とおなじだから、仕方がないが、記録したデータが失われてしまったのが痛い。特に今回は、GoProHero3のブラックとシルバー、ソニーそして鈴木さんのGoProHero2と4種類のカメラの比較をしようとしていたのだからHero2のデータがほしかった。
 ここでは、オンボードのHero2のスチルと比較してみよう。この設定ではHero2が良い。
 

    GoPro960(旧型)ドーム

    GoPro960 フラット

    hero 2

HERO3

 撮影した動画をみると、水中ですでに鈴木さんのGoProはバックルが取れていて見えない。カメラは入っている。何時外れたのだろう。カメラがあれば、SDCは生きているから、そのあたりのことがしっかりわかったのだが、ボートの上ではバックルが落ちていて、カメラが紛失している。バックルがなぜなくならなかったのだろう。ミステリーだ。想像もできないことが、海の中では起こる。

 鈴木さんのデータがなくなってしまったので、ここでは同じ時間に撮影していたオンボードの960ドーム、960フラット、Hero2とHero3ブラックの失敗・オーバー、Hero3シルバー を比べた。Hero2が良い。
  

  いずれにせよ今後GoProHero2は、結束バンドで縛らなくては、マスクマウントも、BC.のポケットにいれて置くこともできないと思う。インシュロックを切るニッパーは、必携品になる。


 バンドで結束してみた。フラットポートのサードパーティの丸いポートはうまく結束ができるが、GoPro純正のフラットポートは、どうやっても縛れない。四角い窓が邪魔をしてしまうのだ。これまでは四角い窓が一軍で、HERO 2を入れ、丸窓に古い型の960型を入れていたが、四角窓は二軍落ちだ。これを使っているみなさんは、なんとか結束の手段を工夫するか、バックルは外れるものと覚悟して大事に扱わなければいけない。そして、もちろんこれからの購入は、ダブルロックのHERO 3 にする。

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