お台場海浜公園 撮影調査
僕たちのお台場水中撮影調査は、1994年以来、130回ヲ迎えている。
尾島さんの奥さん、生物の観察達人 浅い水深を滑って行く
2014 7月から、2015 8月の1年間 お台場海浜公園の水中をマハゼを中心として見て、追っていく。
撮影はウエアラブルカメラ、GoPro2とSJ4000 で動画を撮影して動画から静止画を切り出しているものがほとんどである。
従って動画と静止画の両方を見ることができる。この撮影方法は、調査には絶好であり、この撮影方法の洗練、を目指している。
お台場は東京港、東京湾の行き止まりであり、透視度は劣悪であるが、それでもウエアラブルカメラの超広角で撮影することで、必要十分な撮影をすることができる。
透視度は3mもあることはまれで、1。5mも見えれば、透視度が良いと表現する。悪いときには50ー30cm以下になり、ライトでてらして、撮影距離15cmほどで撮影する。
2014年7月 19日
透視度が悪く、50cm程度だが、水底をライトで照らして撮影していくと、5cm程度のマハゼが見える。密度はそれほど高くはない。
2014年8月 24日
7月と同様に透視度が50cm以下、マハゼの水底の密度も7月とあまり変わらない。
水底は硫黄細菌が黴のように張り付いているのはこの時期いつものことだが、この年は、多い方で、また霞のように中層にたなびくのは、初めて撮影した。
2014年9月 28日
一転して透視度が2mほどになり、きれいに見える。
大型15cm程度のマハゼがそこここに見られる。8月のマハゼが急にこの大きさになったのだろうか。
2014年10月26日
透視度は良い。マハゼの数はすくなくなった。ボラが多く見えたのは透視度がよかったためか。
重なっているカニは、イシガニかカザミか?
2014年11月 30日
シマイサキの稚魚、アカオビシマハゼ、チチブなどはよく見えるが、マハゼは見られない。
2014年12月 28日
状況は11月と変わらない。水底の牡蠣殻がきれいに見え、ヒメホウキムシが美しい。
2015年1月25日
魚の類は、深みに降りているか、牡蠣殻の隙間に隠れているか、岩ノ下奥深くか、海底表面には全く見えない。
ショウジョウケノリ
2015年2月22日
イシガニが見られただけ。イシガニは周年みられるが、昔に比べ数が減った。
2015年3月29日
触手がちぎれていない、きれいなアカクラゲが、入ってきていた。クラゲにとっては、お台場は行き止まりなのだろう。
2015年4月26日
透視度は1、5mとよく、メバルとシマイサキの稚魚がでてきた。ヒメホウキムシもまだ無くなっていない。
2015年5月31日
ドロメの稚魚がわいたと表現できるほど出現した。
今年生まれたマハゼが集まりだした。
2015年6月28日
透視度がひどく悪い。
稚魚のようなプランクトンが一面に広がっている。
2015年7月19日
マハゼは少し大きくなって全面に散らばっている。海底の牡蠣殻は茶色い付着生物に覆われている。
イサザアミのようなプランクトンが大きな群になって調査する全域に広がっていて、おそらくはマハゼがこれを補食して育って行くのだろう。
2015年8月30日
透視度が7月よりも少しよく、1mほど見えた。
海底は一面のハゼで、これまで120回以上の潜水で、これほど多くのハゼをみたことがなかった。
マハゼが大多数であったがチチブ、アカオビシマハゼも群れていて、ドロメも群れて浮いていた。
この2年間で、ようやく魚類、主としてハゼの類のこの水域での撮影調査の手法が見つかった。
①小型超広角のウエアラブルカメラを多数7ー10台使用すること。
②80mの撮影ラインを引きその1m巾でライン上を動画で移動撮影してマップを作り、5m間隔のゾーンを設けること。動画撮影で、ゾーンごとのハゼの消長を記録すること。
③ラインに近接して、大きな岩、コンクリート隗、沈木などを定点とすること。定点近くの適切な位置に5秒間隔でインターバル撮影をするカメラを設置して撮影すること。
④この撮影結果を月別にまとめて、周年記録して行く。
僕たちのお台場水中撮影調査は、1994年以来、130回ヲ迎えている。
尾島さんの奥さん、生物の観察達人 浅い水深を滑って行く
2014 7月から、2015 8月の1年間 お台場海浜公園の水中をマハゼを中心として見て、追っていく。
撮影はウエアラブルカメラ、GoPro2とSJ4000 で動画を撮影して動画から静止画を切り出しているものがほとんどである。
従って動画と静止画の両方を見ることができる。この撮影方法は、調査には絶好であり、この撮影方法の洗練、を目指している。
お台場は東京港、東京湾の行き止まりであり、透視度は劣悪であるが、それでもウエアラブルカメラの超広角で撮影することで、必要十分な撮影をすることができる。
透視度は3mもあることはまれで、1。5mも見えれば、透視度が良いと表現する。悪いときには50ー30cm以下になり、ライトでてらして、撮影距離15cmほどで撮影する。
2014年7月 19日
透視度が悪く、50cm程度だが、水底をライトで照らして撮影していくと、5cm程度のマハゼが見える。密度はそれほど高くはない。
2014年8月 24日
7月と同様に透視度が50cm以下、マハゼの水底の密度も7月とあまり変わらない。
水底は硫黄細菌が黴のように張り付いているのはこの時期いつものことだが、この年は、多い方で、また霞のように中層にたなびくのは、初めて撮影した。
2014年9月 28日
一転して透視度が2mほどになり、きれいに見える。
大型15cm程度のマハゼがそこここに見られる。8月のマハゼが急にこの大きさになったのだろうか。
2014年10月26日
透視度は良い。マハゼの数はすくなくなった。ボラが多く見えたのは透視度がよかったためか。
重なっているカニは、イシガニかカザミか?
2014年11月 30日
シマイサキの稚魚、アカオビシマハゼ、チチブなどはよく見えるが、マハゼは見られない。
2014年12月 28日
状況は11月と変わらない。水底の牡蠣殻がきれいに見え、ヒメホウキムシが美しい。
2015年1月25日
魚の類は、深みに降りているか、牡蠣殻の隙間に隠れているか、岩ノ下奥深くか、海底表面には全く見えない。
ショウジョウケノリ
2015年2月22日
イシガニが見られただけ。イシガニは周年みられるが、昔に比べ数が減った。
2015年3月29日
触手がちぎれていない、きれいなアカクラゲが、入ってきていた。クラゲにとっては、お台場は行き止まりなのだろう。
2015年4月26日
透視度は1、5mとよく、メバルとシマイサキの稚魚がでてきた。ヒメホウキムシもまだ無くなっていない。
2015年5月31日
ドロメの稚魚がわいたと表現できるほど出現した。
今年生まれたマハゼが集まりだした。
2015年6月28日
透視度がひどく悪い。
稚魚のようなプランクトンが一面に広がっている。
2015年7月19日
マハゼは少し大きくなって全面に散らばっている。海底の牡蠣殻は茶色い付着生物に覆われている。
イサザアミのようなプランクトンが大きな群になって調査する全域に広がっていて、おそらくはマハゼがこれを補食して育って行くのだろう。
2015年8月30日
透視度が7月よりも少しよく、1mほど見えた。
海底は一面のハゼで、これまで120回以上の潜水で、これほど多くのハゼをみたことがなかった。
マハゼが大多数であったがチチブ、アカオビシマハゼも群れていて、ドロメも群れて浮いていた。
この2年間で、ようやく魚類、主としてハゼの類のこの水域での撮影調査の手法が見つかった。
①小型超広角のウエアラブルカメラを多数7ー10台使用すること。
②80mの撮影ラインを引きその1m巾でライン上を動画で移動撮影してマップを作り、5m間隔のゾーンを設けること。動画撮影で、ゾーンごとのハゼの消長を記録すること。
③ラインに近接して、大きな岩、コンクリート隗、沈木などを定点とすること。定点近くの適切な位置に5秒間隔でインターバル撮影をするカメラを設置して撮影すること。
④この撮影結果を月別にまとめて、周年記録して行く。