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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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0626 スキンダイビング・セーフティ

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 スキンダイビング・セーフティ、図書館からの注文が予想の倍入ったと知らせがきました。図書館が良書と認めてくれたわけです。これまで、ダイビングの技術について日本で書かれた本の中で、ベストスリーに入ると自負しています。しかし、そういう本こそが売れないのだとも知っているのです。知っていながら、あえて、背水の陣で、きびしい売上ノルマも引き受けました。この本を売るということで、ダイビングの安全、セーフティについて呼びかけて行きたい。だから、先の長いことです。

 この本は、まず、スキンダイビングもフリーダイビングも危険であるというところからスタートしています。危険をどうやって克服するかがセーフティで、子どもたち、僕の場合には親と子のバディから、僕のような高齢者まで、どうやって素潜りを楽しむか。
教育としてのスキンダイビングという側面もあり、調査の道具、スポーツとしてのチャレンジまでを書いています。

 共著者である、美鈴、千足先生、藤本くん、僕, 分担を決めて原稿を書いて、集めたら、全く、同じ方向で、良いアンサンブルができたとおもっています。



 しかし、この本は未完成です。カバーに掲げた、禁忌の文言からして、議論があります。危険の項目として「自分の限界を知りたい。」と挙げているのですが、自分の限界を知りたいのはだれでも、当然持つ、チェレンジなので、禁忌ではないのではないか?「充分な準備と結果を自分の責任で受け止める覚悟なしに、自分の限界に挑んではいけない」が本当だろうと思います。しかし、それでは長くなってしまう。「自分の限界を知りたい。」で、議論を喚起、考える。

終わってみれば、ちがう見方が、ちがう表現があったのではないか、と思うところが多々あります。とにかく、僕としては問題提起の本です。スノーケリング、スキンダイビングの区別を明確にしようとしたことも、問題提起です。この議論を、広くやったことがない。なお、お約束していただいた友人達、次々と約束部数の注文をしていただけています。ありがとうございました。この仲間で、読者で、ダイビングのセーフティを議論できたらと考えています。その議論から、フローティングベストを着けないでどんなことを、どんな場所で、どんなフオーメーションならできるか。
僕の設定したキーワードは、「ローカルルール」です。
議論のために、この本のフェイスブックを立ち上げることもできるのかと。当初の販売の一段落がついたら、はじめる予定でいます。
 当たり前といえば当たり前ですが、スキンダイビングの安全を追求して行くことで、スクーバもプロのダイビングもすべてのダイビングの危険と安全がわかりやすく見えてきます。
未だ、未完です。

 ぜひ、お買い求めください。
版元の成山堂書店のtakashi.ono@seizando.co.jp
宛 冊数とご住所を発信していただければと願います。代引きの発送になりますがご容赦ください。

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