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Channel: スガジロウのダイビング 「どこまでも潜る 」
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1115 式根島2

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  松の下温泉のすぐ近くの式根島漁港から船を出して、ほんの5分も走らないところでの潜水。釜の下沖、下着のバッグを民宿においたのだが、そのバッグにダイブコンピューターを入れて、出すのをわすれた。浅い水深だから問題ないが、記録に困る。
 ドライスーツで、ウエイトを8キロにした。8キロのベルトはバックルが甘くなっていて、ベルトがずれる。これも、まあいいか。潜りながら締めなおすことが何回かあるだろう。
 8キロは少しオーバーだが、それでも潜り込む時はヘッドファーストで入った。ヘッドファーストになると、ドライスーツの足に空気が廻る。水面で十分に空気を抜けばいいのだが、3m潜れば、ちょうどよくなるからサボる。


 カメラはキヤノンの一眼にGoProを取り付けてイノンのライトを2本つけた今のメインシステム、少し重いのでカメラを海底に置くと、0.5キロぐらいの浮力差ができる。
 中尾先生の採集の手伝いをしながら、採集物も一応撮っておく。
 中世浮力で水平姿勢など、ドライスーツで波で揺られると、とても無理。
 年年歳歳ダイビングが下手になる。


   右は町田君、左が中尾先生、


  ややこじつけだが、こう考える。安全とは、その潜水で一番フィジカルの弱いものにペースを合わせる。今現在の僕はフィジカルでは、この3人の中では一番弱い。年齢順という生物の宿命だから仕方が無い。その弱いものが、経験の深いダイバーで自分のペースで潜っていて、それがチームの中心で、それに合わせているチームは絶対的に安全。スーパバイザ―は安全に、目標を達成するためにいるのだから、例えば、今のトップダイバーのだれかと潜るより、僕と潜る方が、この目標に関するかぎりは安全だ。ということにしよう。目標の採集はできたらしい。最後の夕方のダイビングは、僕が潜りたがったから付き合ったようなダイビングだった。中尾先生はネットを持たずに潜る。

 
 浮上して、ボートが来てくれる。どうもこの時の写真が好きだ。
 その時の気持ちを撮る。ボートでのエキジットは、不安がある。うまく上がれるかな。

 夕食は、またAEEの記録。

 ブダイの唐揚げがでた。ブダイは、海藻を食べる植食魚、植食魚なんて不味くて食べられないものと頭から決めつけていた。食べて見たら、おいしい。魚嫌いの僕がおいしいというのだから、魚好きは、さらに美味しいとおもうだろう。メインがブダイとカンパチの刺身だから、貧弱だが、おいしかった。
 
 帰りは、式根島から新島―利島―大島までカメリア丸で、大島からジェット船にのりかえる。なぜ式根島からジェットで帰らないかというと、大島からのジェット船は秋から冬は運航していないのだ。

     これはGoPro、AEEはバッテリー切れ。
 式根島―新島への途中、右が式根島、左が新島だ。遠くに三宅と御蔵がみえる。三宅と御蔵の間は近いのだなあとおもう。ジェット船が1隻増えるというから三宅まで行くだろうか。そして、このカメリア丸も引退、新しいたちばな丸にかわる。先代の橘丸は、ずいぶん乗った。覚えているのは中学の遠足で伊豆大島に行き、橘丸で初めての船酔いを体験した。戦時中の船で、一度撃沈されたものを引き上げて使っていたという。
 さて、伊豆大島にタンクを数十本積んで潜りに行ったのは、菊丸だったか橘だったか、まだダイビングサービスが無い時代のことだ。
 東海汽船はすべて花の名前がついている。菊、橘から、サルビア、カメリアになり、新しくまた橘に、漢字に戻る。


      これはキャノン1眼

 戻ってから、画像を整理して、ショッキングなこと、キャノンの一眼の絵よりも、上に載せたGoProの方がきれいでシャープなのだ。しかもGoProは動画から切り出した静止画だ。一眼はストロボを光らせないとシャープにならない。50万以上のカメラを買う仕事はしていないし、調査の記録と、ブログの記録にとどめるならば、ウエアラブルカメラだけでもよい。現在の僕のカメラの使い方は、海底に置く、放り出しておくから、高価な、しかもドームポートのカメラは使えない。TG2で、GOPROと併用するベースを作ろうか。ライトを強力にすれば、今のままでも良いかもしれない。今、あるもので間に合わせるとすれば、やはり、ストロボにもどろうか。まあ、テストをいろいろやる楽しみが増えたとかんがえよう。

 

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